2022年07月17日
コンテンツ番号14613
芸術・文化の花を咲かせる1日に
(2022年7月17日)
3年ぶりの開催となる第32回「合川芸文祭」(合川芸文祭実行委員会主催)が7月17日(日曜日)に合川公民館で行われ、会場は約200人の来場者を迎えて盛り上がりをみせました。
開会にあたり、佐藤光子実行委員長は「やっと開催できたという心境。コロナ禍にあって、芸術や文化の活動、やりたいことが思うようにできず我慢が続いたことで健康に大きな影響があるのか心配していたが、こうした中でも協力しながら頑張って続けることができたし、このように地域の皆さんが健康や幸福を維持していくことこそ、生きていくうえで重要なことだなと改めて感じている。合川芸文協も、皆さまの活動を全力で応援しケアしていきたい。3年ぶりの開催となるが、このように多くの皆さんが来てくださりとても嬉しく思う。久しぶりの芸文祭を堪能してほしい」などとあいさつしました。
また、佐藤隆男合川公民館長は「今日の開催に向けて、佐藤実行委員長などとともに進めてきた。今年リニューアルオープンしたこの合川公民館に、大変多くの利用者に来ていただいているが、社会教育、生涯教育の原点を意識しつつ、皆さまとともに活動していきたい。一つひとつを大切にしながら、その原点をこの公民館から発信できればと思う。今日はゆっくり楽しんでいただきたい」などとあいさつしました。
続いて、来賓の佐藤昭洋教育長が「本日、待ちに待った合川芸文祭を開催できることを心から喜び合いたい。これまで行事の自粛が求められていたが、このように新しい公民館で、多くの皆さんと芸文祭を楽しめることができて良かったと思う。ここ合川で、脈々と受け継がれてきた文化の流れを皆さんが引き継いでこられたのも、発表する機会を設けていたからだと感じている。長い間、芸文祭を支えてこられた実行委員会の皆さまに改めて感謝を申し上げる。今日は、文化の花を咲かせる1日となってほしいと願っている」などと祝辞を述べました。
このあと、オープニングでは、今年で結成40周年を迎えるポップスデュオ「ダックスムーン」が特別出演し、今年1月に発表した阿仁前田温泉駅の駅メロ「四季美湖物語」などをはじめ、多くの楽曲や軽妙で楽しいトークで会場を沸かせ開幕しました。
スペシャルゲスト「ダックスムーン」のステージのあとは、演示の部で、日本舞踊藤蔭琉鳳扇会子ども教室、河田カツ子民謡合川教室、秋桜の会、合川民謡教室、宗家岡田流大正琴合川フローラル教室、民謡教授柏木妙子民謡教室、コールつくしんぼ、秋田県北民謡同好会、日舞藤蔭琉合川鳳扇会などがそれぞれ演目を披露したほか、展示の部では、陽だまりの華、合川俳句会、パステル和アートの皆さんの作品が展示されており、来場者の目を楽しませていました。