2022年06月30日
コンテンツ番号14565
ふるさと納税「県内第1位」、大館能代空港羽田線3便運航など説明
(2022年6月30日)
令和4年6月の北秋田市長記者会見が、6月30日(木曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.ふるさと納税県内1位について
2.大館能代空港羽田線3便毎日運航について
3.第30回北秋田市米代川花火大会について
4.秋田内陸線「田んぼアート」と「ひまわり迷路」について
5.新型コロナウイルスワクチン接種状況について
6.節電のお願いについて
1.ふるさと納税県内1位について
令和3年度に北秋田市へ寄せられたふるさと納税の寄附額が 14億3千94万9千円と過去最高を更新し、平成20年度の制度導入後、初の県内1位となりました。 全国の皆さまからのたくさんのご寄附や心温まるメッセージを頂戴していますことに心より感謝申し上げます。また、返礼品の提供にご協力をいただきました生産者、事業者など関係者の皆さまには改めて厚くお礼申し上げます。
皆さまから寄せられた貴重な寄附金は、寄附者様の意向に沿って「産業の振興」や「子育て・教育分野」など様々な事業の財源として活用させていただきます。引き続き、ふるさと納税を通して、北秋田市の魅力や特産品等を発信していきますので、皆さま、応援のほどよろしくお願いします。
2.大館能代空港羽田線3便毎日運航について
大館能代空港羽田線の3便運航については、本年4月28日に初めて実現し、ゴールデンウイーク以降は主に週末限定となっていましたが、いよいよ、明日7月1日から毎日運航が始まります。この3便運航により、首都圏に加え地方空港からの乗り継ぎが便利になり、より広い圏域からのビジネス客や観光客の利用が期待されますので、世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」や「森吉山県立自然公園」を中心とした観光資源をPRし、空港所在地である当市への観光客や交流人口の増加につなげていきたいと考えています。
また、当市では、大館能代空港の利用者回復と3便化定着を目指し、今年度から「大館能代空港運賃助成事業」の対象期間を従来の12月から3月までを通年に拡充して、11月までは片道2,500円、12月から3月までは片道5,000円の助成を行っています。さらに、秋田県においても「大館能代空港3往復運航定着化事業」として、7月搭乗分まで片道5,000円を助成しており、市と県の助成を併せると最大で片道7,500円、往復15,000円の助成が受けられます。市民の皆さまにおかれましても、大館能代空港を大いにご利用いただき、3便化の定着に向けて共に盛り上げていきたいと考えています。
なお、今回の毎日運航は8月末までの予定で、来年春には「羽田便発着枠政策コンテスト」の検証が行われることになっていますが、3便化の定着に向けて、秋田県や圏域自治体、関係団体とともに空港の利用促進に向けて取り組んでいきますのでよろしくお願いします。
3.第30回北秋田市米代川花火大会について
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により2年連続で中止・延期となっていました「北秋田市米代川花火大会」が、7月9日(土曜日)に米代川河川緑地を会場に開催されますのでお知らせします。
この「北秋田市米代川花火大会」は、県北の花火大会の中で最初に開催されることで知られており、秋田に夏の訪れを告げる花火大会として、北秋田市民だけでなく、多くの皆さまに親しまれています。
今回は、第30回の節目を迎える記念大会として「30回大会を祝う大スターマイン」や、世界文化遺産の伊勢堂岱遺跡にちなんだ「縄文の灯~ストーンサークルの神秘~」と題した記念花火など、約3,000発の花火が打ち上げられる予定となっています。
また、入場無料の会場内には、キッチンカーなど多くの屋台が出店しますので、ご家族、ご友人お誘い合わせのうえ、多くの皆さまのご来場を心からお待ちしています。
なお、花火大会を運営します実行委員会では、新型コロナ感染症対策として来場者用の入場ゲートを設けて「入場時の検温」や「手指の消毒」を実施するほか、「不織布マスクの着用」「会場内での飲酒禁止」などへのご協力を呼びかけていますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
4.秋田内陸線「田んぼアート」と「ひまわり迷路」について
秋田内陸線沿線の風物詩「田んぼアート」と新たな試みである「ひまわり迷路」についてお知らせします。
5月下旬から6月上旬にかけて、沿線住民の皆さまにご協力いただいて田植えを行いました5か所の「田んぼアート」が、いよいよ見頃を迎えています。
今年の絵柄は、パネルにありますように「秋田犬とのコラボ」をテーマに、北秋田市は小ケ田地区の「秋田犬といせどうくんと笑う岩偶」、平里地区の「秋田犬と青ガエル」、小渕地区の「秋田犬と綴子大太鼓」の3か所、また、仙北市では、上桧木内地区の「秋田犬と上桧木内の紙風船上げ」、小松・東前郷(ひがしまえごう)地区の「兜をかぶった男の子」となっています。
さらに今年度は、秋田内陸線の乗車促進及び地域活性化の一環として、「笑内駅」から徒歩1分のところに全長約800メートルの「ひまわり迷路」を制作中です。
2,500平方メートルの圃場に植えたひまわりの種が順調に生育すると、小中学生の夏休みが始まる7月下旬頃に「ひまわり迷路」が完成する予定となっています。
また、既に皆さまから報道いただいていますとおり、現在、秋田県、仙北市、北秋田市の3者の協調事業として「貸切列車半額キャンペーン」、沿線で乗り降り自由の「ワンデーパス・ツーデーパスのリピーターチケットプレゼントキャンペーン」を実施しています。
市民の皆さまには、この機会にぜひお得な内陸線に乗っていただき、車窓からの風景を楽しむのはもちろんのこと、「ひまわり迷路」を冒険してこの夏の特別な思い出を作っていただければ幸いです。
5.新型コロナウイルスワクチン接種状況について
6月28日現在における当市の3回目接種の状況は、12歳から17歳で接種した方は、815人 71.8パーセント、18歳から64歳は、10,760人 85.5パーセント、65歳以上は、12,101人 93.2パーセント、全体では23,676人 88.7パーセントとなっています。
また、5歳から11歳までの接種状況は、2回目を終了した方が738人 63.9パーセントとなっています。
4回目接種は、3回目接種から5か月以上経過した60歳以上の方へ順次接種券を発送しており、6月から市内医療機関で接種が行われているほか、7月21日からは保健センターなど市内5会場で順次集団接種を実施する予定です。
また、同じく4回目接種の対象となります、3回目接種から5か月以上経過した18歳から60歳未満の基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方は、「4回目接種券発行依頼書」により接種を希望された場合に接種券を発送することとしています。
当市としましては、希望する全ての方へのワクチン接種を滞りなく進めるとともに、緊張感をもって感染防止対策に努めていきますので、市民の皆さまには、引き続き基本的な感染予防対策の徹底にご理解とご協力をお願いします。
なお、ワクチン接種情報や接種予約等は、市ホームページをご覧いただくか、北秋田市医療健康課(TEL62-6666)まで、お気軽にお問合せください。
6.節電のお願いについて
国は、関東地方を中心とした厳しい暑さにより冷房利用が増加していることなどから、東京電力管内の電力需給がひっ迫する恐れがあるとして、26日に全国で初めて「電力需給ひっ迫注意報」を発令し、家庭や企業に対し、できる限りの省エネ・節電を呼びかけています。
東北電力管内におきましても、今夏の電力需給が厳しくなることが見込まれており、27日に注意喚起を目的とした「電力需給ひっ迫準備情報」が管内で初めて発令されています。
北秋田市でもこれから本格的な夏を迎えますが、電力不足になった場合は大規模な停電が起こる恐れがあります。
市民の皆さまにおかれましても、暑い時間帯には適切に冷房等を活用しながら、水分補給を行うなどして、熱中症にならないよう注意しつつ、引き続き「使用していない部屋や廊下の照明を消す」など、無理のない範囲で家庭や職場での省エネ・節電にご協力くださるようお願いします。