2022年06月29日
コンテンツ番号14557
子どもが安心感をもって過ごせるよう迅速な対策と支援を
(2022年6月29日)
6月29日(水曜日)に市役所で令和4年度北秋田市要保護児童対策地域協議会が行われました。
開会にあたり津谷市長は「来年の4月から子ども家庭庁を発足させるという公案が成立した。これまで以上に関係機関のそれぞれの役割や強みを活かしながら、迅速な対策をしていきたいと考えている。昨今では、声を発していない子やヤングケアラーなどの支援をすることも社会的に求められているので、今日は児童福祉の実態を理解し、保護や支援が必要な子どもが安心感をもって、子どもでいられる時期を子どもらしく過ごせるよう委員の皆さまにはご協力をお願いしたい」などとあいさつを述べました。
続いて、小塚光子会長(幼保連携型認定こども園しゃろーむ園長)は「少子化が進む中でいじめや不登校の数字が変わらない。最近は食事を家族で食べる団欒の時間が欠如しているように感じる。それが将来にわたって子どもにとっての愛情が欠落していくことが懸念されるので、引き続き若いお母さんや子どもたちを支援していく必要がある」などとあいさつを述べました。
その後、令和3年度の活動報告、令和4年度の活動計画(案)が説明され、委員同士での意見交換が行われました。
また、最後には秋田県北児童相談所の千葉俊彦所長による「管内の現状と改正児童福祉法について」と題した講話があり、児童虐待等の現状について理解を深めました。