2022年06月26日
コンテンツ番号14533
101頭の犬が日頃の訓練の成果を発揮する
(2022年6月26日)
公社法人日本警察犬協会秋田県支部(北林丈正大会会長)主催の2022年警察犬奥羽日本訓練チャンピオン決定競技会が6月26日(日曜日)に大館能代空港ふれあい緑地と大野台の牧草地で開かれ、警察犬などが服従、選別、追及などの技術を競い合いました。
同競技会は、平成19年からは毎年北秋田市で開催されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で3年ぶりの開催となりました。今競技会には、県内をはじめ東北各県から、嘱託警察犬のほか訓練士犬や一般犬など合わせて101頭がエントリー。
開会式では、北林丈正大会会長が「警察犬の活躍の場は年々広がっていると同時に一般市民の関心も高まっている。この大会では日頃の訓練の成果を競い合いながら、育成レベルの向上、そして出場者同士の親睦も深めてほしい」などとあいさつしました。
続いて来賓を代表して、津谷市長から「警察犬は、防犯や犯罪、災害支援、行方不明者の捜索など、高い能力を持っていて、私ども人間と良きパートナーとして人々に安全と安心を届けてくれる素晴らしい役割を担ってくれている。今日はこれまで訓練を積み重ねた愛犬とともに頑張っていただきたい」などと祝辞が述べられました。
競技会は、「嘱託犬」、訓練士が育成した「プロ」、一般愛犬家が育成した「アマチュア」の部に分かれて、匂いを嗅ぎ分ける「選別」、特定の人の足跡を追う「追及」、指導者の指示通りに行動する「服従」の部門で行われました。
秋田県警察では、年に1回警察犬を決める審査会が開催され、合格した犬は嘱託警察犬として犯罪や行方不明者の捜査などに活躍しています。