2022年06月19日
コンテンツ番号14519
操法技術に磨きをかけ、訓練の成果を発揮
(2022年6月19日)
令和4年度の北秋田市消防訓練大会が6月19日(日曜日)に合川李岱地区の市民健康広場で行われ、消防職員と消防団員の約110人が参加し、日頃の訓練の成果を競い合いました。
この消防訓練大会は、消防団員を消防訓練礼式および消防操法に習熟させるとともに、旺盛な消防精神を涵養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的に開催されています。
今回の訓練大会には、13分団のうち4分団72人が参加し、訓練種目となるポンプ車操法に第9分団(森吉)と第12分団(阿仁)、小型ポンプ操法に第1分団(鷹巣)と第7分団(合川)が出場しました。
開会式では、杉渕一弘団長が「ここ2年間は、新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止としてきたが、終息していない中でも感染症対策を万全にして大会を開催することができた。3年ぶりの開催で思い切った技術、操作を期待している。連日のように地震や火災、水害等の災害が全国各地で発生している。大会の目的は、消防団員の技術の向上と士気の高揚という意味において開催するものである。今日は4分団で2分団ずつの出場となるが、有事に際しての備えを万全にしながら、地域住民の安全安心を守っていけるように皆さんのチームワークと奮闘を期待する」などと団員へ訓示しました。
訓練大会では、各部門に選抜された消防団員が審査員や他分団の団員が見守る中、機敏な動作でこれまでの訓練の成果を披露しました。
閉会式では、三澤忠博消防本部総務課長が成績を発表し、ポンプ車操法の部で第12分団(阿仁)、小型ポンプ操法の部で第7分団(合川)がそれぞれ優勝となりました。
続いて、松橋雅徳警防課長が「各部とも士気が高く、白熱した訓練が展開された。全体的には、規律、節度、順守度について日頃の訓練の成果が感じられた。今回の課題や反省点などを再確認し、さらに、秋田県大会の出場を目指して訓練の継続をお願いしたい」などと講評しました。
本日の大会で優勝した分団は、7月24日に行われる大館北秋田支部消防訓練大会に出場することとなります。