2022年06月18日
コンテンツ番号14517
元鷹巣町長、出川ネ豊一氏を偲ぶ
(2022年6月18日)
今年2月21日に96歳で逝去した元鷹巣町長「出川ネ豊一さんを偲ぶ会」が、6月18日(土曜日)に北秋田市文化会館で開かれ、親交のあった友人、関係者が参加し、出川氏との最後の別れを惜しみました。
出川ネ豊一氏は、大正14年8月20日生まれ。綴子小学校、鷹巣農林学校農業科を卒業し、綴子農業協同組合理事、同組合長などを経て昭和26年4月、綴子村議会議員に当選、町村合併により42年3月まで旧鷹巣町議。その後、42年5月から平成3年5月まで鷹巣町長を6期24年務めました。
会では、発起人会副代表である清水修智さんのあいさつのあと、津谷市長より「出川ネ豊一さん、あなたとこうやって写真でしかお会いできなくなったことが誠に残念です。町議会時代の昭和30年、31年の2度にわたる合併により、この鷹巣町が誕生するときも自らが調整役となって円満な合併に導かれたことや、新しく鷹巣町が誕生になってからは、産業振興や、住民・福祉を支える基盤づくりに熱心に取り組まれましたことは、今も多くの方々に語り継がれております。私が昭和62年、県議会議員選挙に出馬するときも、私の父が鷹巣農林高等学校のあなたの2年先輩ということもあり、親身に相談に乗っていただいたおかげで県議会議員に初当選することとなり、のちに北秋田市長となりました。私たちもあなたがこの地域に残した足跡と情熱をいつまでも受け継ぎ、地方自治発展のため、北秋田市発展のために全力を尽くして邁進していく決意でございます。出川ネ豊一さん、いや町長さん、長い間本当にありがとうございました。お別れです。さようなら」などと、心から哀悼の意を表しました。
つづいて、㈱成文社代表取締役会長の檜森正氏、元鷹巣農林高等学校校長の大塚三男氏、元鷹巣町役場保健婦の畠山洋子氏、(一財)北秋田市スポーツ協会長・北秋田市バドミントン協会長の成田昭夫氏、九島木材(株)代表取締役社長の荘憲二氏、鷹巣町役場職員OB友の会会長の長岐直介氏よりお別れのことばが述べられました。
最後はご遺族を代表して出川喜英氏が謝辞を述べられ、参列者は故人への想いを胸にお別れをし、写真や映像を見ながら功績や思い出を振り返りました。