2022年06月14日
コンテンツ番号14507
住民の暮らしを守る地域の防災の要として
(2022年6月14日)
北秋田市消防署統合分署新築工事の起工式と安全祈願祭が、6月14日(火曜日)に上杉字下屋布岱地内(旧合川東小学校跡地)で行われ、施工関係者約30人が出席して工事の無事故と無災害を祈願しました。
この消防署統合分署新築工事は、消防本部の再編計画に基づき行うもので、庁舎棟が鉄筋コンクリート3階建て、訓練棟が鉄筋コンクリート5階建てとなっており、令和5年中の運用開始を目指す予定となっています。また、女性消防吏員の採用にも配慮した専用の更衣室、トイレ、仮眠室なども設置する計画となっています。
安全祈願祭では、津谷市長などが鍬入れを行ったほか、関係者が玉串を奉てんして工事の無事故と無災害を祈願しました。
神事を滞りなく終えた後、工事関係者を代表して施主である津谷市長が「現在の合川・森吉分署は、約半世紀の長きにわたり地域の消防活動の拠点として、安全安心な暮らしを守る役割を果たしてきたが、老朽化や消防再編計画により、この地に新たに建設することとなった。新たな統合分署は、大規模な地震に耐え得る耐震性や防火性が高い構造となっている。また、長時間の停電に備えた非常用発電設備や救助訓練施設など、コンパクトながらも十分な機能を備えることになっている。そして、女性専用の仮眠室や更衣室なども完備して、女性職員も勤務できるような環境も整えている。この工事が円滑に進行して、住民の安全安心な暮らしを守る地域の防災の要として完成することを願っている。工事関係者の皆さまには、現場の安全管理や周辺の安全対策にも十分配慮して、新しい消防庁舎が完成するようお願いする」などとあいさつしました。