2022年06月11日
コンテンツ番号14496
秋田杉から作り出される芸術作品
(2022年6月11日)
3年ぶりに第15回東北チェンソーアート競技大会が、6月11日(土曜日)に県立北欧の杜公園で開催され、14人の選手が大小のチェンソーを使って秋田杉の丸太から様々な芸術作品を削り出しました。
チェンソーアートは、木を切るチェンソー(動力式ノコギリ)を駆使して、丸太を動物や人物など様々な形に彫刻するもの。
本大会は、平成20年の全国植樹祭を記念して始められ、杉の木など地域資源の利活用と自然環境の保全に努め、地域住民との交流により地域活性化を図ることを目的に開催しています。地元北秋田市のほか、青森や山形、遠くは山梨県や埼玉県、石川県から14人のカーバーが参加し、高さ2メートル、末口約50センチの秋田杉の丸太を9時間で作品に仕上げました。
開会式では、開催地を代表して津谷市長が「カーバーの皆さんが作品の製作に全精力を傾け、一心不乱になりながら長い時間にわたりチェンソーを操り続ける力強さは見ごたえがある。秋田杉から素晴らしい作品を作り出していくことで、森林の多い当市の魅力を多くの方々に知ってほしい」などと選手を歓迎しました。
このあと、カーバーたちは、様々なチェンソーを使い分け、各自が設けたテーマに沿って、豪快に丸太を切ったり、繊細な模様を刻んだりして自分の思い描く作品作りに挑戦していました。競技大会結果は以下のとおり。
氏名 | 作品名 | |
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優勝 | 菅岡 仁 |
祈り願い |
準優勝 | 乗上 駿 |
未来のヤドカリ |
杉山 徹 | 四千年前にようこそ!~伊勢堂岱遺跡においでよ~ |
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全国各地から参加したカーバー -
あいさつを述べる津谷市長 -
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