2022年05月19日
コンテンツ番号14391
訓練を通じて災害への円滑な対応を再確認する
(2022年5月19日)
北秋田市では、5月26日の「県民防災の日」に先立ち、5月19日(木曜日)に阿仁中学校(小林陽介校長)を会場に防災訓練が行われ、有事の際の対応などを確認しました。
秋田県では、昭和58年に日本海中部地震が発生した5月26日を「県民防災の日」と定め、県内各地で防災訓練が行われています。
この日の訓練は、日本海中部地震を風化させないため、同中学校における防災意識の高揚と学校防災体制の強化を目指し、避難行動、通報、初期消火、応急手当など北秋田市消防署阿仁分署(小坂重人分署長)署員の指導により行われ、役割分担を明確にして活動し、円滑に災害対応できるよう訓練することで、災害に対する技術向上が図られることを目的に実施されました。
阿仁中学校では、大規模地震を想定した訓練として、生徒と教職員の校舎から外への避難や通報訓練、負傷者の救助とAEDの操作方法、屈折はしご車による3階からの救助、消火訓練、地震体験車での地震体験、地図を活用したDIG訓練などが行われました。
生徒たちは、本番さながらの訓練に緊張しながらも、あらためて災害への備えの大切さを確認しました。
今年度の「県民防災の日」訓練は、当日となる5月26日に合川小学校、米内沢小学校でも同様の訓練が行われる予定で、27日には市役所で災害対策本部運営訓練を実施する予定となっています。