2022年04月21日
コンテンツ番号14264
「交通安全は家庭から」を合言葉に、地域が一体となった交通安全運動を
(2022年4月21日)
北秋田市交通安全母の会(中嶋洋子会長)の令和4年度総会が、4月21日(木曜日)に会員約40人が出席のもと北秋田市交流センターで開かれました。
交通安全母の会は、市内の婦人会および母親で組織し、母親の立場から特に子どもと老人の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、自ら正しい交通ルールを身につけ交通事故防止活動に努めており、1.交通安全思想の普及、徹底を図るための研究・調査・情報交換、2.歩行者および自転車を事故から守るための研究・調査・情報交換および街頭指導の協力、3.飲酒運転撲滅のため、他団体と連携した声かけ運動等の推進などの事業を行っています。
令和3年度も、春、夏、年末に交通安全運動や、子育て・高齢者世帯の訪問、新入学児童を交通事故から守るために「黄色の鈴」の寄贈など、多くの啓発活動を行っています。
総会では、中嶋会長が「昨年度の活動は一部中止を余儀なくされたが、子育て、高齢者訪問事業や、新入児童交通安全啓発「黄色の鈴」作りは毎年継続している。また、交通安全母の会は、日本交通安全優良団体として、全日本交通安全協会会長表彰を受けている。コロナ禍で活動が制限されているが、母の会の目的は、母親の立場から特に子どもと老人の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、自ら正しい交通ルールを身につけ交通事故防止活動に努めることである。『交通安全は家庭から』を合言葉に、子どもとお年寄りを交通事故から守り、地域が一体となった交通安全運動を進めていきましょう」などとあいさつを述べました。
続いて、来賓祝辞では、下田淳一北秋田警察署長が「日頃より地域の安全のために、一致団結して交通事故防止に向けた献身的な活動に厚くお礼申し上げる。皆さまの街宣活動の交通安全普及活動は、いまや交通事故防止に欠かすことのできない極めて重要なものになっており、皆さまの活躍に大きな信頼を寄せている。今後も子どもや高齢者を守るため、なお一層のご尽力を願いたい」などと祝辞を述べました。
次に、佐藤信也市民生活部生活課長が「日頃より地域の交通安全活動の推進に多大な尽力と協力いただき深く感謝を申し上げる。近年、交通情勢は変化しており、北秋田市交通安全計画では、情勢の変化への対応や豊かな活力ある地域社会を構築し、市民の安全で安心な生活環境を確立するため、実効性のある第3次北秋田市交通安全計画を策定して取り組むこととしている。今後も交通安全母の会の皆さまをはじめ、関係団体との連携を一層深めながら、事故のない北秋田市を目指して取り組んでまいりたい」などと祝辞を述べました。
このあと議事に入り、新年度の事業計画ではこれまでの活動内容に加え、1.組織の充実と活動の活性化、2.家庭における交通安全意識の浸透、3.子どもと高齢者を交通事故から守る運動の推進、4.後部座席を含めた全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の推進、5.自転車の安全利用の推進の5項目を重要推進事項としています。