2022年04月20日
コンテンツ番号14253
人の絆を深め、地域の更生保護の確かな土壌を創りあげる
(2022年4月20日)
北秋田地区更生保護女性の会(小坂浩子会長)の令和4年度通常総会が、4月20日(水曜日)に約70人が出席し市民ふれあいプラザで開催されました。
北秋田地区更生保護女性の会は、青少年の保護育成に良き協力者として奉仕できる女性をもって118人(4月1日現在)で構成し、会員の研修および親睦、更生保護活動に対する理解・協力・援助、保護司会活動への全面的協力、更生保護婦人活動の推進と宣伝、各種機関・団体との連絡・協議、地域社会浄化活動への協力などの事業を行っています。
通常総会では、オープニングとして出席者が御歌を斉唱し、物故者への黙とうを行ったあと、森吉支部長の奥山リツ子副会長が更生保護女性会綱領を唱和しました。
次に、小坂会長が「昨年度はコロナ禍において、北秋田地区支部の皆さんが行動力を発揮し、地域に合った活動をされたことに心から嬉しく思う。更生保護女性の会のシンボルは、ひまわりである。大地にしっかり根を張り、まっすぐに伸び、太陽を向いて輝いて咲く。しかし、どんな花も1本では倒れてしまう。多ければ多いほど、お互いに支えになり、長く咲き見事な実をつけます。更生保護女性の会の願いは、ひまわりに込められている。輪(和)を広げ、心をつなげませんか。更生保護女性連盟の綱領実現を目指して、できることをみんなで楽しく頑張りましょう」などとあいさつを述べました。
来賓あいさつでは、津谷市長からのお祝いと激励のメッセージを「日頃より、社会を明るくする運動や地域の子育て支援活動などの社会活動をはじめ、更生の道に歩もうとする人に寄り添い、安全で安心な社会づくりに日々ご尽力いただき深く感謝を申し上げる。コロナ禍においても、皆さまの活動力や団結力が変わらぬことなく歩み寄り、耳を傾け続けている。女性ならではの包容力や優しさ、そして善意の心で多くの人が救われ、住み良い北秋田市につながっていると感じている。皆さまの活動が、人の絆を深め、地域の更生保護の確かな土壌を創りあげることを期待する」などと阿仁支部長の佐々木敬子副会長が代読したほか、下田淳一北秋田警察署長、長岐直介北秋田地区保護司会会長がお祝いのあいさつを述べました。
続いて、小坂会長の議事進行のもとで事業・決算報告などが行われ、今年度の事業計画では、5つの重点事項として、1.「社会を明るくする運動」への協力・参加、2.地域の「子育て支援活動」へ積極的に参加・協力、3.更生保護関係機関および諸団体と連携し協調する、4.関係知識を求めて自己研鑽に励む(研修会参加等)、5.地域活動に参加し会員の絆を深めると掲げています。
役員改選(任期2年)では、小坂浩子会長のほか、副会長に津谷淳子さん(鷹巣支部長)、澤藤茂子さん(合川支部長)、奥山リツ子さん(森吉支部長)、佐々木敬子さん(阿仁支部長)、武石ヤス子さん(上小阿仁支部長)、監事に北嶋いずみさん(鷹巣支部)、青山ゆき子さん(鷹巣支部)が引き続き選出されました。
このあと、上小阿仁支部長の武石ヤス子さんを講師に「『日本赤十字社秋田赤十字乳児院』を訪問して思うこと」をテーマとして、会員の研修会が行われました。