2022年04月18日
コンテンツ番号14232
改選後の市議会の構成などが決まる
(2022年4月18日)
北秋田市議会第2回臨時会が、4月18日(月曜日)に議事堂で開かれました。
今臨時会は、3月27日に施行された市議会一般選挙後の最初に開かれる初議会として、主に市議会の構成などを決める事件となっています。本会議では地方自治法の規定により、議長が決まるまでの間、出席議員の中で年長議員となる長崎克彦議員が臨時議長を務め会議が進行されました。
はじめに、津谷市長が発言を求め「このたびの選挙で見事当選を果たされた皆さまにお祝い申し上げる。本市では、人口減少や少子高齢化、さらにはコロナ禍による地域経済の疲弊など様々な課題を抱えている。昨今は、デジタル化の推進や地方回帰などの社会の変化への迅速な対応も求められている。皆さまと共に抱えている課題や目標を共有し、地方自治を担う両輪としてお互いに切磋琢磨しながら、市民の多様なニーズに柔軟に応え、幸せで安心して暮らし続けることができるよう『コロナ禍を乗り越えた新たな北秋田市を目指して前へ』進めてまいりたい」などとあいさつを述べました。
続いて、議長の選挙では、休憩中に板垣淳議員(日本共産党議員団)と堀部壽議員(清明会)の2人が立候補し、それぞれ所信表明を行ったあと、再開して議員による無記名投票となりました。投票の結果、堀部壽議員が新議長に選出されました。堀部議長は就任にあたり「誠に名誉であり、身に余る光栄であるとともに責任の重さを実感している。議員が市民の意見を受け止め、活発に政策提案ができる議会運営を進めてまいりたい。浅学非才の身であるが、議会の和、議論の場を一番として全力で取り組んでまいりたい」などとあいさつを述べました。
次に、長崎臨時議長に代わり堀部壽議長により議事が進行され、副議長選挙では同じく休憩中に中嶋洋子議員(清明会)と佐藤文信議員(新創会)の2人が立候補し、それぞれ所信表明を行ったあと、再開して議員による無記名投票となりました。投票の結果、得票数が同数となったことで、くじにより定めることとなり、中嶋洋子議員が副議長に選出されました。中嶋副議長は就任にあたり「議長の補佐役に努め、議員各位の協力を得ながら進めてまいりたい」などとあいさつを述べました。
このあと、議会運営委員会と常任委員会の選任、北秋田市上小阿仁村生活環境施設組合議会議員と秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙、承認4件、報告1件、北秋田市議会広報特別委員会設置に関する決議、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議などが行われ、それぞれ選任・選出、承認、議決などとなりました。