2022年04月03日
コンテンツ番号14165
市民が安心安全に暮らす北秋田市づくりに一致団結
(2022年4月3日)
北秋田市では秋田県「春の火災予防運動週間」に合わせて、北秋田市消防団(杉渕一弘団長)と消防本部職員らによる一斉放水訓練が、4月3日(日曜日)に鷹巣地区(鷹巣・合川、団員220人)、森吉地区(森吉・阿仁、団員115人)の2カ所でそれぞれ2地区合同により行われました。
この訓練は、春季の火災多発期を迎えて、消防ポンプ等の機械器具類の点検や知識と技術を図ることを目的に実施しており、全国的に展開されている火災予防運動に合わせて毎年行われています。
訓練場所は、鷹巣地区が鷹巣中央公園、森吉地区が阿仁前田の阿仁川右岸河川敷で行われ、団員は消防機器の的確な操作ときびきびした動作で訓練開始の合図に合わせて池や河川に向かって一斉に放水し、放水後は各分団から統監へ訓練の報告をしました。
鷹巣地区では、訓練終了後の閉会式で統監の津谷市長が「北秋田市民を火災や水害など様々な災害から守り、生命や財産を守ってくれていることに敬意と感謝を申し上げる。資器材の点検、操作技術の向上を目指して、隊長の指揮命令のもとにしっかりとした訓練を確認し、迅速かつ的確で丁寧な訓練ぶりであり大変心強く頼もしく感じている。消防団、常備消防ともに力を合わせて北秋田市から火災が発生しないように心掛けてほしい。また、大雪など異常気象も続いており、水害や様々な災害が予想される。これを乗り越え、市民が安心し安全に暮らす北秋田市づくりのために、訓練に励み一致団結しながら消防団長の統率の下に誇りをもってしっかりと取り組んでいただきたい。消防団員の働きに大きな期待をしている」などと激励のあいさつを述べました。
続いて、杉渕団長が「令和4年度の防火週間が本日から9日まで行われるが、これに先立ち一斉放水訓練ということで、第1分団から第8分団まで鷹巣地区、第9分団から第13分団は小又阿仁河川敷で行われた。コロナ禍においても、消防団の任務というのはこれまでと変わっていない。常日頃の訓練や経験を、災害時に活かしていくことが使命である。災害をいかにして少なくしていくか、食い止めていくかが課題でもある。コロナ禍で訓練する機会も減っているが、このようなときこそ一致団結した力が必要である。地域住民のために、消防署員、団員、そして地域住民が三位一体となって、災害があったとき最小限に食い止める気持ちをもって団結していかなければならない。北秋田市が住み良いまちになるように努めたい」などと団員への訓示を行いました。
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消防団員へあいさつを述べる津谷市長(鷹巣地区) -
統監の激励のあいさつを述べる津谷市長(鷹巣地区) -
消防団員へ訓示を述べる杉渕団長(鷹巣地区) -
阿仁川河川敷での放水訓練(森吉地区) -
統監のあいさつを述べる虻川副市長(森吉地区) -
団員へ訓示を述べる武石稔副団長(森吉地区)