2022年03月07日
コンテンツ番号14044
水源地域の魅力向上に向けた取り組みなどを協議
(2022年3月7日)
第11回森吉山ダム水源地域活性協議会(日野智会長)が、3月7日(月曜日)に市民ふれあいプラザで開かれ、森吉山ダム管理者の取り組みの紹介や水源地域ビジョン推進への情報・意見交換が行われました。
同協議会は、森吉山ダム水源地域ビジョンに則り、水源地域の自立的・持続的な活性化を効果的・効率的に推し進めるため、地域の状況・課題を適切に把握し、解決のための各種方策・支援策を協議することを目的に、国土交通省東北地方整備局能代河川国道事務所が設置主体で発足したもので、11人の委員で構成されています。
この日の協議会では、はじめに地域を代表して津谷市長が「昨年の協議会は新型コロナウイルス感染症感染防止により書面開催となったが、今回はこうして皆さまと顔を合わせて協議できることを嬉しく思う。今年度を振り返ると、初となる七夕、お月見ライトアップ、四季美湖畔公園でのバーベキューの利用拡大や、ダムソング『四季美湖物語』を活用したPR活動ということで、阿仁前田温泉駅の駅メロとして活用したり、市内観光施設においてもメロディーなどが流れたりなど大いに利用された。四季美湖まつりは残念ながら中止となったが、森吉山ダム水源地域の連携強化や情報発信の推進については、これまでと違った視点で新たな取り組みが実施することができた。利用が高まっているアウトドア体験や山桜観賞など、憩いの場として活用できる四季美湖畔公園の環境整備を続けながら、水源地域の魅力向上に向けた取り組みを進めてまいりたい」などとあいさつを述べました。
このあと議事に入り、2021年度の活動報告、2022年度の活動方針(案)、森吉山ダム管理者の取り組みが紹介されたほか、各委員による水源ビジョン推進への提言や情報交換などが行われました。
2022年度の活動方針(案)では、(1)新型コロナウイルス感染症の状況を見極めつつ、四季美湖まつり開催に向けた準備を進める、(2)「四季美湖物語」を活用した情報発信の強化、(3)SUPや車中泊(CarStay)を通じた誘客促進の強化、(4)地域インフラ(秋田内陸線等)との連携、(5)地域おこし協力隊(商工観光課、移住・定住支援室)などとの連携、(6)北秋田市や秋田県北秋田地域振興局、DMO秋田犬ツーリズムとの情報共有、(7)森吉山ダム10周年記念行事と連携した取り組みなどを確認し承認されました。