2022年03月07日
コンテンツ番号14041
いぶりがっこ作りを通し食文化を学ぶ
(2022年3月7日)
合川小学校6年生の総合的な学習の1つとしてつくられたいぶりがっこである「七代目合川小雅香」を、3月7日(月曜日)に6年生の代表3人が市役所を訪れ、津谷市長に贈呈し学習の成果を報告しました。
この学習は、合川地区の伝統的な保存食であるいぶりがっこについて、歴史や保存方法について調べ、実際に作る学習を通して、保存食のすばらしさを学び、それを地域等に発信することを目的に行われています。今年度で7年目となり、今年作られたものは「七代目合川小雅香」となります。
いぶりがっこ作りは、8月の種まきから始まり、10月には大根の収穫をし、地域のいぶりがっこ名人である芳賀さんが燻し、漬ける作業を行ったあと、1月に樽から出し、子どもたちが一人ひとり作った手作りのラベルを貼った袋に袋詰めを行いました。
この日は、合川小学校6年生を代表して藤岡武留さん、髙橋明香里さん、三浦菜緒さんの3人が市役所を訪れ「地域の人たちと協力して作りました。アレンジしてもおいしいので食べてください」との言葉と共に津谷市長へいぶりがっこを手渡しました。
津谷市長は「皆さんが一生懸命作ったいぶりがっこをいただいて、美味しいアレンジレシピまで紹介してもらった。皆さんの活動が地域の方々にも元気を与えている。これから中学生になり、大人になっても合川小学校時代の経験を忘れることなく立派に成長してほしい」などと感謝を述べました。
いぶりがっこを作ってみて学んだことを聞かれ、児童たちは「地域の食文化を学ぶことができた」「食べ物の大切さを改めて知ることができた」「この食文化を次の世代にも引き継げるようにしたい」などと話しました。