2022年03月03日
コンテンツ番号14031
津谷市長が「飲食・宿泊事業緊急支援、ワクチン追加接種・小児ワクチン接種、スマホ収納、路線バスフリー定期券助成(じょうもんパス)」などの説明会見を行う
(2022年3月3日)
令和4年3月の北秋田市長記者会見が、3月3日(木曜日)に市役所本庁舎で開かれました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.感染症再拡大に伴う飲食・宿泊事業者緊急支援事業
先日の3月議会で関連予算を承認いただいた「感染症再拡大に伴う飲食・宿泊事業者緊急支援事業」について、受付期間が短いことから改めましてお知らせします。
新型コロナウイルスの感染再拡大により、特に大きな影響を受けている飲食サービス業および宿泊業の事業者に対し、事業継続と雇用の確保を目的に、北秋田市独自の緊急支援として補助金を交付する「感染症再拡大に伴う飲食・宿泊事業者緊急支援事業」を実施します。
補助金額は、雇用保険の被保険者を5人以上雇用している飲食事業者に40万円、宿泊事業者に50万円、それ以外の飲食事業者には20万円、宿泊事業者には30万円となっています。
対象事業者は、北秋田市内に飲食店もしくは宿泊施設を有し、北秋田市に本社・本店を有する中小企業、または北秋田市の住民基本台帳に記載されている個人事業主であることのほか、飲食サービス業を営み、飲食店営業許可を受けていること、もしくは旅館業法の経営の許可を受けていることが必要となります。
また、令和3年12月、令和4年1月、2月のいずれかひと月の売上高が、前年度または前々年度の同月と比べて20%以上減少していることも条件となっています。
本事業の申請締切日は3月25日(金曜日)となっていますので、お早めにお手続きくださるようお願いします。
詳しくは、市ホームページをご覧いただくか、市役所新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室または商工会までお問合せください。
2.新型コロナウイルスワクチン追加接種および小児ワクチン接種
新型コロナウイルスワクチン追加接種は、2回目接種から6カ月を経過した学校関係者、保育関係者等の方々に対しまして、前倒しのうえ、積極的な接種を働きかけながら、個別接種は、1月下旬から市内10医療機関において、集団接種は、2月9日から市内4特設会場で実施しており、2月末現在の接種者数は7,000人を超え、接種率は28%程度となっています。
追加接種にあたりましては、大雪等の影響による送迎バスの遅れや駐車場の確保、当日のキャンセル等が心配されましたが、滞りなく順調に進んでいます。
また、特設会場ではモデルナ社製のワクチンを使用しての追加接種、いわゆる交互接種となりますが、現在までに救護室の利用実績は1件あるものの、大きな副反応の報告事例もなく推移しています。
4月以降の集団接種は、鷹巣体育館と森吉総合スポーツセンターの2つの特設会場において、接種人数を1日最大1,800人として集中的に実施し、4月24日で終了する予定となっています。
小児ワクチン接種は、接種対象者は5歳から11歳までの1,209人となっており、そのうち、9歳から11歳までの535人を対象に3月5日から集団接種を実施し、個別接種については、3月15日から市内3医療機関で開始します。
その他の年齢は、ワクチン供給量を見ながら順次、進めたいと考えています。
集団接種の特設会場では、小児科医を配置して万全の体制で進めていきますが、接種にあたりましては、保護者の方は、予防の効果や副反応を十分理解し納得されたうえで接種してくださるようお願いします。
なお、3月中の日程は、既に集団・個別ともに定員に達しています。4月以降の日程は、追って、市のホームページ等でお知らせしますので、接種を希望される保護者の方は、WEB上の「北秋田市コロナワクチン予約サイト」にアクセスなどして、ご予約をお願いします。
3.スマホ決済アプリを利用した市税・各種料金の納付
北秋田市では、キャッシュレス時代の流れに即した納付方法の導入により、市税および各種料金の納付利便性の向上を図ることを目的として、4月1日からスマホ決済アプリを利用した「スマホ収納」を開始します。
市税等の納付は、これまでも口座振替の推進やコンビニ収納を導入するなど、納付方法の拡充を図ってきたところです。
今回新たに導入する「スマホ収納」では、スマートフォンに専用アプリをインストールし、利用登録とチャージを行ったあと、納付書に記載されたバーコードを専用アプリで読み取ってお支払いいただくことで、金融機関やコンビニなどの窓口に出向くことなく、また、時間を気にすることなく納付が可能となります。
市民の皆さんへの周知は、市広報4月号および市のホームページへの掲載のほか、納付書へご案内チラシを同封することとしています。
なお、市税等の納付は、コンビニ収納と同様に金額が30万円を超えないものについて取り扱いが可能となっており、また、ご本人の契約状況により、利用可能額やチャージ額が異なります。「スマホ収納」に関する詳細・ご不明な点は、各担当係までお気軽にお問合せください。
4.北秋田市路線バスフリー定期券助成事業
北秋田市では、この4月から新たな交通対策事業として、路線バスフリー定期券助成事業を開始します。
市では、秋北バス株式会社が運行する一般路線バスの市外を含む全ての区間を自由に乗り降りでき、価格的にも低価格で購入できるように市が助成する定期券を、同社と共同で企画しました。
定期券の名称は「北秋田市路線バス スーパー得(※)定期券」とし、通称を「じょうもんパス」としています。(※=マル得)
定期券は1カ月、3カ月、6カ月の3種類あり、それぞれに市が7,000円、11,000円、16,500円を助成します。65歳以上と65歳未満で定期券の価格が異なりますが、例えば65歳以上の方の6カ月定期券は、通常33,000円のものが16,500円で購入でき、1カ月あたり2,750円で秋北バスが乗り放題となります。
高速バスや鷹巣市街地循環バスなど一部利用できない路線もありますが、一般路線は北秋田市内に限らず、大館・鹿角・能代の各エリアでも自由に乗降できる大変お買い得で、利便性の高い定期券となっています。
普段から通院・通学に路線バスをご利用されている方はもちろん、自家用車を運転されていて運転免許の返納をご検討中の方、高齢者、若者に関わらず、ぜひこの定期券の購入をご検討いただき、公共交通を使って、自由に、お得に移動していただきたいと思っています。