2022年02月01日
コンテンツ番号13926
今年は「平年並み」も倒伏に備えて技術向上を
(2022年2月1日)
JA秋田たかのす青年部(鈴木豊部長)の「雪中稲刈り」と「作占い」が、2月1日(火曜日)に道の駅たかのす「大太鼓の館」前で行われました。
1月15日に行われた「雪中田植え」は、その年の稲作を占う小正月行事として受け継がれており、雪田に植えた稲がたわわに実った稲穂のように頭を垂れていれば「豊作」、直立していれば実の入りが少ない「不稔」、倒れていれば風水害などによる「凶作」を意味するといわれています。
この日は、同青年部員の小坂亮太さんにより農業関係者が見守る中で稲刈りが行われました。例年より積雪量が多く、雪をかきわけながら丁寧に刈り取られました。
刈り取られた稲は、JA秋田たかのす稲作部会長で同青年部OBでもある畠山喜久雄さん(二本杉)により見立てが行われ、植えられた16株のうち、まあまあ良いものが2株、折れ曲がっているものが10株あり、残念ながら豊作とはいえず「平年並み」というお告げになりました。
畠山さんは「倒伏するものと思い、苗や水の管理など技術でカバーしてもらいたい」などと話していました。