2022年01月28日
コンテンツ番号13903
市議会3月定例会、新型コロナウイルス感染拡大に伴う注意喚起、3回目コロナウイルスワクチン接種状況、秋田内陸線「冬のイベント」、申告相談など説明
(2022年1月28日)
津谷市長の定例記者会見が、1月28日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。
会見の概要は次のとおりです。
1.令和4年北秋田市議会3月定例会
本日、令和4年北秋田市議会3月定例会を2月9日に招集することとしました。
今定例会には「北秋田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」をはじめとする条例案が10件、補正予算案が11件、当初予算案が20件、単行議案が2件の計43件の提案を行うこととしています。
概要は、先ほど行われました議会運営委員会において総務部長から説明をさせていますが、令和4年度一般会計当初予算案は、昨年4月の市長選挙後初めての当初予算編成となることから、基本的には選挙公約として掲げた9つの重点事項に沿って所要額を計上しており、また、昨年度から始まった「第2次北秋田市総合計画後期基本計画」や「第2期北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を具現化して、将来都市像である「住民が主役の“もり”のまち」の充実を目指す予算として編成しています。
予算総額は、対前年度比5億5,624万3千円増の222億7,026万8千円としたところです。
一般会計の歳出の主なものでは、○【新規】路線バスフリーパス助成金として3,766千円、○【新規】子育てサポートハウス「わんぱぁく」改築工事とし104,478千円、○新型コロナウイルスワクチン接種事業として50,999千円、○森林環境譲与税事業として56,062千円、○【新規】伊勢堂岱遺跡プロモーション事業として5,356千円、○統合分署建設事業として491,189千円、○救急自動車更新事業として38,100千円、○【新規】市有スクールバス運行管理委託として65,048千円、○スクールバス更新として19,640千円、○【新規】阿仁地区義務教育学校(仮称)改修事業として13,791千円を計上しています。
次に、令和3年度一般会計補正予算案は、既定の予算の総額に19億1,517万9千円を増額して、総額を276億928万円としています。
2.新型コロナウイルス感染拡大に伴う市民の皆さまへの注意喚起
現在、新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株への置き換わりが進み、全国的に経験したことのない速さで感染が拡大していますが、昨日、秋田県におきましても、感染者の報告が266人と過去最多を更新しました。
北秋田保健所管内でも感染者の報告が続いており、今後、さらなる増加によっては、地域の社会経済活動に大きく影響をおよぼす懸念があります。
市民の皆さまには、感染拡大を一刻も早く抑え込むためにも、今一度「人と人との距離の確保」「マスクの着用」「手指消毒や手洗い」などの基本的な感染対策の徹底にご協力をお願いします。
また、まん延防止等重点措置区域との不要不急の往来や、不特定多数による飲食を伴う集まりなど、感染リスクの高い行動は避けていただきますようご協力をお願いします。
新型コロナウイルスは、誰もが感染する可能性のあることは言うまでもなく、感染された方やそのご家族、医療関係者等に対する嫌がらせや誹謗中傷は絶対に行わないでください。
一人ひとりの行動が、感染拡大を防ぎ、地域社会を守ることにつながります。どうぞご理解とご協力をお願いします。
3.3回目の新型コロナウイルスワクチン接種状況
当市における3回目のワクチン接種の対象は、2回目接種を完了した18歳以上の方で約25,200人、うち65歳以上の高齢者は約13,000人となっています。
一般の高齢者の方は1月21日より2回目接種完了の早い方から順次接種券を発送しています。集団接種は2月9日から3月30日まで市内4会場で、4月以降は鷹巣体育館と森吉総合スポーツセンターで実施します。個別接種は市内10医療機関で1月中旬より予約を受付けています。
取扱いワクチンは、ファイザー社とモデルナ社の2種類となりますので、しっかり確認のうえ、予約くださるようお願いします。
また、先般、国で承認された5歳から11歳の接種も、3月以降の早い段階で接種を開始できるように、医師団等と接種体制について協議し進めてまいりたいと考えています。
4.秋田内陸線「冬のイベント」のご案内
秋田内陸地域公共交通連携協議会主催のイベント「秋田内陸線スノーアート2022縄文小ヶ田」についてご案内します。
このスノーアートは、田んぼアート会場の縄文小ケ田駅前に広がる雪原をキャンパスに見立て、スノーシューで踏み固めて模様を描く作品です。
イメージの参考としまして、皆さんから向かって左はじのパネルが、青森県田舎館村でのスノーアートの風景となります。
観賞期間は2月4日(金曜日)から6日(日曜日)の3日間となっており、初日の日中は制作風景も見学できますほか、同日夕方5時にはライトアップの点灯式を行う予定としています。お車でご来場の際は伊勢堂岱縄文館の駐車場を利用できますが、ぜひ、それぞれマスク着用や手指消毒など感染防止対策にご留意いただき、内陸線に乗ってご来場いただきたいと思っています。
なお、観賞期間終了後も楽しめるように、内陸線再生支援室の職員によって、スノーアート作品の維持作業を実施する予定です。
来年以降、夏の田んぼアートに並ぶ沿線の風物詩として成長できるよう期待を寄せています。
イベント開催にあたり感染防止対策に万全を期してまいりますが、感染状況によっては内容の変更や中止する場合もありますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
また、2月20日(日曜日)から3月6日(日曜日)の期間で開催予定であった「北秋田のおひなまつり」は、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて中止することとしましたので、ご理解のほどお願いします。
5.申告相談
今年度の市・県民税申告相談を2月2日から3月15日までの延べ30日間、市内10会場で行います。期間中約4,000世帯を超える申告相談を見込み、地区ごとに申告日を指定していますので、広報1月号に掲載しています日程表をご確認のうえ、指定の会場で申告くださるようお願いします。
今年度は、申告相談での通信回線の混雑によるシステム障害を回避するため、昨年と比べ、鷹巣地区全ての会場の受付開始時間を8時から「8時30分」、相談開始時間を9時から「9時30分」に変更していますのでご注意ください。
なお、合川・森吉、阿仁地区の申告相談会場の受付・相談開始時間は、例年と変わりありません。
新型コロナウイルス感染症対策として、来場する皆さんには受付時の検温・手指消毒や、会場内でのマスク着用にご協力をお願いします。万一、体調が優れないなど指定日に申告できない場合は、市役所税務課への電話連絡により日程を変更することも可能ですのでお気軽にご相談ください。
また、感染防止の観点から、ご自宅で確定申告書の作成・送信ができるイータックスや郵送による確定申告書の提出をお薦めします。パソコン・スマートフォン・タブレット端末から国税庁ホームページにアクセスいただき、「確定申告書等作成コーナー」を利用して手続きください。
申告相談に関する詳しい情報は1月号の広報に掲載していますので、そちらでご確認をお願いします。
そのほか、申告相談が交流センターと森吉総合窓口センターを会場に行われる際の一部日程において、マイナンバーカードの申請受付を行います。取得を検討している方は、ぜひ、この機会をご利用いただきたいと思っています。詳しくは2月号の広報をご覧ください。