2022年01月10日
コンテンツ番号13805
北秋田市を心のよりどころに誇りと愛着を忘れず、故郷との繋がりと自信をもって歩む
(2022年1月10日)
令和3年度北秋田市成人式が、成人の日の1月10日(月曜日)に北秋田市文化会館で行われ、新成人たちの新しい門出を祝いました。
令和2年度の成人式が新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から延期となっていたため、今年度の成人式の午前の部は令和2年度該当者(参加者56人)、午後の部は令和3年度該当者(参加者113人)の二部構成で記念式典が開催されました。
記念式典には、新成人のほかに市および市教育委員会、市議会などの行政機関関係者、卒業当時の恩師が出席し、新成人たちを祝福しました。
記念式典では、津谷市長が「皆さまの門出をお祝いするとともに、これまで深い愛情をもって立派に育て上げられたご家族の皆さまに心からお喜びを申し上げる。例年8月15日に開催していた成人式は、昨年来続く新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の発動などにより、幾度も延期となる結果となった。以前とは違う生活様式の変更が求められ、成人式開催の見通しが立たない中で、不安な思いをされながら今日の日を待ち望んでいたと思う。人生の中でたった一度しかない成人式の晴れ舞台を何とか開催し、祝福したいとの思いから本日の成人式を迎えることができた。遅れての開催となったが、大きな希望や決意に胸を膨らませている様子が感じ取ることができた。本年4月には、民法の改正により成人年齢が18歳に引き下げられるため、従前どおりの成人式と開催するのはこれが最後になろうかと思う。大きな転換期に成人を迎える皆さんには、高い志のもと、輝かしい未来へと歩みを進めながら、柔軟で斬新な発想と行動力、地域を愛する熱い思いをふるさと北秋田市に注いでくれることを期待している。地域を離れて活躍されている方も北秋田市を心のよりどころとして、誇りと愛着を忘れることなく、ふるさととの繋がりと自信をもって歩むことを願っている」などと式辞を述べました。
続いて、近藤健一郎秋田県議会議員、北林丈正秋田県議会議員、黒澤芳彦北秋田市議会議長、虻川広見副市長、佐藤昭洋教育長、北秋田市教育委員の来賓紹介が行われました。
また、新成人を代表して、午前の部では後藤涼さん(鷹巣中学校卒業)が「これまで延期を余儀なくされていたが、北秋田市で晴れて開催でき、友人と出会えたことを嬉しく思う。この地に生まれ育ち、素晴らしい出会いに恵まれたことは、これから先も一生の宝物です。地元に就職して改めて感じたことは、行事などを通して地域の方々の温かさを強く感じている。たくさんの支えや協力があったからこそ、自分たちが成長できたと実感できた。私たちを育んでくれた故郷に恩返しできる人間に一日も早くなれるよう、それぞれが目指す輝かしい未来に向かって精進したい」などとあいさつを述べ、午後の部では近藤健さん(森吉中学校卒業)が「一昨年から新型コロナウイルスがまん延し、当たり前の日常が逆転し苦労してきたことと思う。コロナ禍にあっても、それぞれの目標や夢に向かって挑戦してきたと思う。社会人や学生などおかれた状況に違いがあるが、20年の思いをこの胸にこの日を迎えることができた。今日から新成人として、責任ある行動を自覚し歩んでいきたいと思う。自分のデザインした人生は、後にも先にも自分でしかない。後悔しない決断を自分で下し、夢に向かって明るい未来を手に入れましょう。私たちがこれから先、どこで生活していくにしても、故郷の北秋田市はこれからも生き続ける。ここで成長してきた歩みを胸に刻み、これまで支えてくれた家族、導いてくれた先生方、地域の皆さん、そして共に歩んできた仲間たちに感謝の思いを忘れず、それぞれが自分の夢に向かいまい進していくことを誓う」などとあいさつを述べました。
祝電・メッセージ披露では、秋田音楽大使でシンガーソングライターの高橋優さん、東北楽天ゴールデンイーグルスの早川隆久選手のお祝いメッセージ動画映像がスクリーンに映され、新成人たちに送られました。
式典後には、ダックスムーンによる記念公演が行われたほか、北秋田市から新成人への記念品として、記念写真撮影と図書カードが贈呈されました。
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国歌・市民歌・県民歌斉唱の様子 -
新成人へ式辞を述べる津谷市長 -
新成人を代表しあいさつを述べる後藤さん(午前の部) -
新成人を代表しあいさつを述べる近藤さん(午後の部) -
高橋優さんからお祝いメッセージ -
ダックスムーンの記念公演