2022年01月06日
コンテンツ番号13788
実践事例を発表し、今後も教育活動に繋げる
(2022年1月6日)
令和3年度北秋田市教育センター所員発表会・教育講演会が1月6日(木曜日)に北秋田市文化会館で行われ、各学校での取り組みや講演を聞き、効果的な学習指導などを学びました。
北秋田市教育センター(山田理所長)は、北秋田市の教育に関する調査研究や教職員の研修により教育振興を図ることを目的に設置されており、北秋田市立学校及び教育委員会事務局関係の全職員が所員となり組織しています。
この日の所員発表会は、当センター事業の一環として毎年行われおり、各校での実践事例などを発表し、互いの教育活動に役立てることを目的に実施されています。
開会行事では、初めに山田所長が「今年度はGIGAスクール元年ということで、授業強化部会の中にICT活用推進部会を新設した。各校においては、ICTによる取り組みや授業実践が順調に進んでいると聞き、大変うれしく思っている。また今年度は、学校訪問や授業研究会で多くの先生方の素晴らしい授業を拝見することができた。素晴らしい授業には『問いの持たせ方に仕掛けがある』『学級づくり・集団づくりの土台がある』『学び方の指導の継続』『学級内の人間関係や子ども1人ひとりの得意分野を理解し、指導している』これら4つの共通点があると私は感じた。新年を迎え、厳しい寒さと例年にない大雪が続くが、健康に留意されながら先生同士で声を掛け合い頑張ってほしい」などとあいさつしました。
続いて、来賓の津谷市長が「コロナ禍で毎日緊張を強いられ、様々な制約があるなかでも教育現場ではふるさとを愛し、支えようとする子どもたちの育成を目指し、創意あふれる学びの機会を創出してくれていることに心から感謝を申し上げたい。地域に根ざした学校教育の充実や子どもたちの活躍する姿が北秋田市の活力の源になっている。子どもたちにふるさとを誇りに思ってもらえるよう、行政の立場からその思いや活動を支えていきたい。先生方には、地域とともにある学校づくりを推進し、また未来を築いていく子どもたちをこれからも温かく導いていってほしい」などとあいさつしました。
その後、所員発表が行われ、それぞれの学校での取り組みや体験談などを発表しました。
所員発表のあとには、井川町立井川義務教育学校校長の京野真樹氏による「笑顔と挑戦-子どもの目線で問題解決する学校を目指して-」と題した教育講演会が行われ、参加者たちは今後の指導に役立てようと熱心に耳を傾けていました。
発表者と内容は以下の通りです。
学校名 | 発表題 | 発表者 |
---|---|---|
鷹巣東小学校 | 配慮を必要とする児童への組織的支援 |
間嶋祐樹 嵯峨一輝 |
森吉中学校 | 体験活動・地域連携を重視したふるさと教育の推進 | 荒川孝洋 |
あきたリフレッシュ学園 |
児童生徒の意欲や自信を育む支援の在り方について ~あきたリフレッシュ学園における認知トレーニング「コグトレ」活用の試み~ |
津谷泰介 |