2021年12月28日
コンテンツ番号13772
首都圏の子どもたちが北秋田の自然や教育などを体験
(2021年12月28日)
秋田型教育留学推進事業「短期チャレンジ留学Ⅱ」が、12月25日(土曜日)から28日(火曜日)に合川学童研修センター、森吉山「阿仁スキー場」、クウィンス森吉を会場に行われ、首都圏などから参加した16人の小中学生が、北秋田市の教育留学事業などの理解を深めるとともに、体験ツアーを通して北秋田暮らしを満喫しました。
この事業は、北秋田市教育委員会主催、秋田県教育委員会共催で「秋田型教育留学推進事業」の一つとして行うもので、地方移住に関心のある子育て世代をターゲットに、授業体験、自然体験、友達づくりなどの留学体験を通して、参加者に秋田を知り、秋田を感じ、秋田を好きになっていただこうなどと実施しています。
3泊4日の日程で行われたこの体験ツアーは、初日となる25日(土曜日)のテーマを「出会い」として、東京都内からの参加者が秋田新幹線と秋田内陸線に乗車し、合川駅までの旅で北秋田入りとなりました。到着した合川学童研修センターでは、オリエンテーションを経て開講式が行われ、主催者である佐藤教育長が「今回の短期留学を開催できて嬉しく思う。体験を通して、たくさん宝物ができるよう期待する」などと歓迎のあいさつを述べました。続いて、職員の自己紹介が行われ、参加者は秋田の郷土料理づくり体験として、きりたんぽづくりに挑戦しました。
テーマが「挑戦」となる26日(日曜日)と27日(月曜日)は、教育委員会のショーン・コリガン先生による「英語で楽しもう!」体験授業、小林陽介先生の郷土資料集を活用した「クイズ きらり☆きたあきた」、雪遊び体験「スノーモービル・そり体験」などが行われました。
また、27日(月曜日)は、森吉山「阿仁スキー場」を会場にスキー体験に挑戦しました。この日の宿泊会場となった秋田内陸線「阿仁前田温泉駅」に隣接する「クウィンス森吉」では、閉講式が行われ、参加者全員による今回の感想発表、そして佐藤教育長のあいさつなどがありました。参加者は、同施設内で最後の夜となる夕食や温泉体験をして、北秋田での留学体験を満喫しました。
最終日の28日(火曜日)は、テーマを「成長」として、今回の各体験で少したくましく感じられた16人の参加者たちは、再び秋田内陸線の旅をしながら帰路につきました。
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指導を受けながらスキー体験の子どもたち(12月27日) -
指導者のあとに続いてスキー体験を満喫(12月27日)