2021年11月26日
コンテンツ番号13559
利便性の向上に向けて ~地域を結ぶ・ひとを結ぶ・夢を結ぶ~
(2021年11月26日)
北秋田市日沿道建設促進期成同盟会(会長:津谷市長)の日本海沿岸東北自動車道「二ツ井今泉道路」の現場視察が、11月26日(金曜日)に行われました。
北秋田市今泉から能代市二ツ井町小繋までを繋ぐ全長4.5キロメートルの二ツ井今泉道路区間では、小繋トンネル(仮称)1,153メートル、今泉第一トンネル(仮称)797メートル、今泉第二トンネル(仮称)307メートルの3本のトンネルを建設中です。小繋トンネルは平成31年3月から掘削を開始し、今泉第一、第二トンネルは令和2年から掘削しており、小繋トンネルと今泉第二トンネルは令和2年12月に貫通しています。
この道路は将来的に、既に開通している日本海沿岸東北自動車道と併せて、東北縦貫自動車道、大館能代空港、能代港と連絡する高規格幹線道路網の一翼を担うもので、令和5年度中の開通が予定(トンネル工事が順調に進んだ場合)されています。
この日の現場視察は、北秋田市議会、秋田県議会議員、北秋田市商工会、北秋田市建設業協会、北秋田市土地改良区、北秋田市観光物産協会、大館北秋田森林組合、北秋田市金融団、北秋田市老人クラブ連合会、地区婦人会、北秋田地区更生保護女性の会など、約30人の出席のもとで視察が行われました。
開会式では、期成同盟会会長の津谷市長が「平成28年度に鷹巣インターチェンジ、平成30年度に大館能代空港インターチェンジ、昨年の12月には蟹沢インターチェンジから大館能代空港インターチェンジ間が開通となり、利便性が向上し、私たちの日常生活になくてはならないものとなっている。これまでご尽力いただいた国土交通省、県、関係機関、期成同盟会の皆さまなどに厚く感謝を申し上げる。高速道路の開通により、観光、物流、産業振興、そして命の道と言われるように、救急医療など各方面において効果を実感しているところであり、高速道路はつながってこそ価値があるため、その効果が最も発揮されるよう推進したい。本日は、普段見ることのできない工事現場をご覧いただきながら、期待される効果をお互いに共有したいと考えている。この視察を弾みに、全区間の開通に向けた要望活動を皆さま方と続けてまいりたく、今後もご協力願いたい」などとあいさつを述べました。
このあと、国土交通省東北地方整備局能代河川国道事務所の職員から工事概要などの説明を受けながら、今泉地内改良工事(大型函渠)、今泉第一トンネル(起点側坑口)、小繋トンネル(車内視察)を視察しました。
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あいさつを述べる期成同盟会会長(津谷市長) -
説明を受ける参加者(今泉第一トンネル起点側坑口) -
トンネル内での現地視察