2021年10月16日
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10年の伝統を引き継ぎ、新たな風を起こす
(2021年10月16日)
秋田北鷹高校(一関智子校長、全校生徒592人)の創立10周年記念式典が10月16日(土曜日)、同校第1アリーナで挙行されました。式典には、生徒や教職員、学校関係者など約700人が出席し、これまでの軌跡を振り返るとともに学校の更なる発展へ決意を新たにしました。
同校は、平成23年4月に県立の3高校(鷹巣農林高校、鷹巣高校、米内沢高校)と北秋田市立合川高校の4校統合により開校し、北秋田市唯一の高等学校として多方面で活躍しています。
一関校長は「新しい時代を生きる人間として、高い理想と意欲を持ち、地域の振興や発展に貢献する人材の育成に尽力していく。生徒の皆さんは、自らが新たな歴史と伝統を積み重ねる強い決意を持って行動してほしい」などと式辞を述べました。
津谷市長は「私たちは今、時代の転換期にいる。この大きな変革の中で求められるのは、校訓にある、たくましく生き抜く『自立』であり、しなやかな発想で新しい価値を生む『創造』であり、人とつながり互いにを活かす『共生』だと思う。在校生の皆さんは、先輩方が築かれた土台の上に立ち、目標に向かって充実した学校生活を過ごしてほしい」などとお祝いの言葉を述べました。
生徒会長の成田侑生(たすく)さんは「地域に根ざす学校として多くの人に支えられて歩んできた。4校の伝統を引き継ぎながら、ふるさと秋田に新しい風を起こせるよう努力していく」と挨拶しました。
来賓祝辞のあと、教育の振興に貢献した歴代校長や振興会長、寮や農業、部活動などの功労者が表彰され、受賞者を代表して初代校長の佐藤英樹さんが感謝状を受け取りました。
また式典後には、北秋田市出身でふるさと大使でもある押尾川親方(元関脇 豪風)の記念講演がリモートで行われ、生徒からの質問を楽しそうに答える押尾川親方が印象的でした。
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感謝状を贈呈された方々 -
押尾川親方の記念講演