2021年10月17日
コンテンツ番号13409
「高校生消防クラブ」始動!
(2021年10月17日)
北秋田市消防本部(長岐篤市消防長)の「高校生消防クラブ上級救命講習会」が、10月17日(日曜日)に同本部で開催されました。
「高校生消防クラブ」は、今年5月に活動を通じて防火・防災に対する知識と技術を習得し、将来の地域防災を担う人材育成を目的に、秋田北鷹高校(一関智子校長、生徒592人)の生徒5人で結成し、少年消防クラブ(10歳以上18歳以下で構成)では秋田県初の高校生だけで組織するクラブとなります。
「高校生消防クラブ」(3年鈴木悠介隊長)の隊員の活動計画は、各訓練や講習会などに参加することにしていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止や学校行事などの関係もあり、今回の活動が本格的な始動となりました。
講習会では、オリエンテーションのあと、講義として「応急手当の重要性」「救急手当の必要性(DVD視聴)」、実技として「傷病者管理法」「外傷の手当要領」「止血法(感染防止を含む)」「搬送法」「心肺蘇生法」などを消防職員から説明や指導を受け、5人の隊員たちは講習会の最後となる筆記試験に臨み、救命現場での知識や技術を身につけて約8時間の講習カリキュラムを修了しました。
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隊員の胸骨圧迫の実技 -
AED使用方法の説明を受ける隊員