2021年10月12日
コンテンツ番号13397
世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」で愛を誓う
(2021年10月12日)
「やってみよう! 北秋田」北秋田地域素材活用推進協議会(小塚雅生会長)主催の世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」を活用した体験型イベント実証事業企画「縄文ウエディング」が、10月12日(火曜日)に参列者8人のもとで同遺跡にて行われました。
このイベントは、しあわせのえき「阿仁合駅」で「しあわせの鐘」を鳴らし、同駅から内陸線「秋田縄文号(貸切列車)」で「縄文小ヶ田駅」まで移動し、伊勢堂岱遺跡で挙式を執り行う企画として10月5日(火曜日)に実施の予定でしたが、悪天候のため延期となっていました。
この日に挙式となったのは、新郎の岩﨑一弘さん(東京都杉並区出身)と秋葉一枝さん(千葉県いすみ市出身)で、お二人は昨年北秋田市に移住され、現在は秋田内陸縦貫鉄道株式会社に勤務しています。このたびの挙式にお二人は「北秋田市に移住後に入籍だけする予定でしたが、今回、世界文化遺産となった伊勢堂岱遺跡での結婚式の企画を知り、貴重な体験と結婚記念の思い出にと応募した」などと紹介がありました。
挙式は「センティールラセゾン千秋公園」のプロデュースにより、同遺跡にて新郎新婦のスナップ撮影・ドローン撮影後、「人前式」としてストーンサークルを形どった祭壇の前での誓いのあいさつ、指輪の交換、関係者による結婚証明書へのサイン、誓いのキスなど行い、お二人は縄文の神秘と幻想的な雰囲気に触れながら愛を誓い合いました。
式を終えたお二人は「きれいな青空の中、このような素敵なところで挙式することができて記念となった。自然を求めて移住し、このような機会に感謝しかない」などと感想を話しました。
また、お二人は今後挙式を予定する方々に対して「自然豊かで素晴らしい世界文化遺産での挙式はなかなかできないのでお勧めしたい」と話していました。
このあと、新郎新婦と参列者は、伊勢堂岱縄文館イベント広場でウエルカムパーティーを行いました。
このイベント実証事業は、今回の「縄文ウエディング」のほか、10月6日(水曜日)に清鷹小学校児童とNTT東日本秋田支店による「伊勢堂岱遺跡でのドローン空撮」を実施しており、10月17日(日曜日)には、同遺跡(パワースポット)での「縄文ヨガ教室」、北秋田市商工会青年部が企画・主催する「市民イベント(婚活)」、伊勢堂岱縄文館イベント広場での「縄文星空観察会」なども行われる計画としています。
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伊勢堂岱遺跡と白神山地を背景に「新郎新婦の入場」 -
新郎新婦と参列者の記念撮影 -
縄文衣装をまといスナップ撮影 -
ドローンでの記念撮影 -
式を終えて感想を述べる新郎新婦 -
2人の幸せを静かに見守る「伊勢堂岱遺跡」と「白神山地」