2021年09月01日
コンテンツ番号13278
七日市・おさるべ地域の方言の記録と伝承
(2021年9月1日)
市は「令和2年度北秋田市方言記録保存事業」において七日市地区を採択し、方言を文字と音声で記録した「七日市の言葉っこ(CD付き)」(方言記録集)を発行しました。
この記録保存事業の編さんの資料づくりと音声の録音に携わった七日市老人クラブ寿会(長岐純一前会長)の関係者など5人が、9月1日(水曜日)に津谷市長を表敬訪問しました。
この日に訪れたのは、長岐前会長のほか、畠山洋子副会長、藤本久恵副会長、佐藤和博事務局長、千葉昭平七日市公民館長の5人で、これまでの経緯などの説明や、文字だけでなく会員全員の生の声を収録したときの苦労や、方言にまつわる思い出話しなどを交えての懇談となりました。
今回の発行にあたり、長岐前会長は「七日市老人クラブでは、平成29年度から古い言葉を残したいという思いで、この事業に取り組んできました。当初は、会員の手作りで作成しようと考えましたが、生涯学習課の事業採択を受けてこのような立派な冊子とCDが作成できる運びとなり、市のご支援に感謝申し上げます」などとお礼のあいさつを述べました。
続いて、佐藤事務局長が「市内の介護施設にも寄贈したところ大変喜ばれており、小学校の方言の学習などでも活用していただけたらありがたいと思います」などと述べました。
これを受けて、津谷市長は「皆さんのように、熱意と積み重ねをもって取り組む姿勢はすばらしいと思います。首都圏で開かれるふるさと会などでも活用できれば、皆さんの言葉を聞いて懐かしい想いをされる方もいると思います」などと述べました。
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取組みの経緯などを語る長岐前会長たち -
発行となった「七日市の言葉っこ」