2021年08月19日
コンテンツ番号13239
秋田県全体の発展を誓い合う会に
(2021年8月19日)
第177回秋田県市長会定例会(穂積志会長)が、8月19日(木曜日)に北秋田市を会場として、市民ふれあいプラザコムコムで開催されました。
定例会には、県内13市長のほか、来賓として黒澤芳彦北秋田市議会議長、秋田県企画振興部の藤原市町村課長などが出席し、各議案や今後の活動計画などを審議しました。
定例会では、会長である穂積秋田市長のあいさつのあとに、開催市として、津谷市長が「新型コロナウイルスが増加の一途をたどっており、緊急事態宣言やまん延防止重点措置が16道県に拡大している。県内でも過去最大の感染者数として予断の許さない状況であり、また、西日本を中心に大雨により未曽有の災害が起きているが、今後も災害リスクなどに対応していくことが地方自治体の最大の課題でもある。コロナ禍や大規模化する自然災害から、住民の生命や暮らしを守るために想定外を想定するという難しい判断がなされるが、県内各自治体としっかり連携をしながら、県とも手を携えて乗り越えていかなければならないため、これまで以上に連携をお願いしたい。さらに、本市の伊勢堂岱遺跡と鹿角市の大湯環状列石が世界文化遺産に決定した。これを地域だけでなく、秋田県全体の宝としてお力添えをいただきながら育てていかなければならない。保存だけではなく、どのようにして活用していくかが課題であり、同様に皆さまにも支えてほしいと願う。この市長会でよりよい議論がなされ、秋田県全体の発展を誓い合う会であってほしい」などと歓迎のあいさつをしました。
続いて、黒澤市議会議長、藤原市町村課長から来賓のあいさつがありました。
定例会終了後は、世界文化遺産登録となった「伊勢堂岱遺跡」に会場を移し、ガイダンス施設の「伊勢堂岱縄文館」と「伊勢堂岱遺跡」を学芸員の説明を受けながら視察しました。
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開催しとしてあいさつを述べる津谷市長 -
縄文館で学芸員から説明を受ける各市長 -
世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」を視察