2021年07月29日
コンテンツ番号13144
縄文遺跡を通じて秋田の魅力を発信
(2021年7月29日)
やってみよう!北秋田 北秋田地域素材活用推進協議会(小塚雅生会長)が企画した「縄文遺跡の2つのまちの連携事業」のお披露目会が、7月29日(木曜日)に伊勢堂岱縄文館で行われました。
この事業は、世界文化遺産に登録となった伊勢堂岱遺跡と大湯環状列石の2つの縄文遺跡をキーコンテンツとして、2つの地域が一体となって他にはないオンリーワンの魅力づくりを行うことをコンセプトに企画され、秋田の観光遺跡のPRと2つの地域の活性化、減少した観光需要の回復、新しい誘客コンテンツとして広く魅力を発信することを事業目的としています。
協議会が縄文パートナーズとして認証した、2つの遺跡周辺の宿泊施設や飲食店、秋田内陸線、大館能代空港など28の事業者が事業に協力し、遺跡ガイダンス施設の入場半券を提示すると施設での割引が受けられるサービスのほか、2つの遺跡をつなぐ直行貸切ハイヤーの整備などが事業として行われます。
お披露目会開始にあたり、やってみよう!北秋田の副会長である秋田内陸縦貫鉄道株式会社の吉田裕幸社長は「秋田県の2つの遺跡が世界の宝として認められたことを誇らしく思う。遺跡の価値、魅力の発信についてこれからが極めて大事な時期だと認識しており、地域の連携が最も大事。秋田での連携をベースに誘客を図っていきたい」などとあいさつしました。
来賓として出席した、十和田八幡平観光物産協会、北秋田市観光物産協会、株式会社かづの観光物産公社DNO推進室、一般社団法人秋田犬ツーリズムの代表者からも、世界文化遺産登録になったことによる地域活性化への期待や事業への意気込みなどが語られました。
このあと、縄文パートナーズ認証式が行われ、宿泊、飲食、交通に関わる5事業者の代表に認定証が手渡されました。