2021年07月24日
コンテンツ番号13129
ふるさとの貴重な遺産の価値を伝えよう
(2021年7月24日)
世界文化遺産登録を間近に、伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドの年次総会が、7月24日(土曜日)に伊勢堂岱遺跡縄文館で開催されました。
伊勢堂岱遺跡ボランティアガイドは、ふるさとが誇る伊勢堂岱遺跡への興味関心を高め、体験的実践を通して遺跡への愛着心を醸成するとともに、世界文化遺産登録推進の一助となることを目的に鷹巣地方史研究会と教育委員会が共催して設立され、7年目を迎える今年度は、過去最多のボランティア数となりました。
年次総会では、北秋田市、大館市、能代市の小学4年生から高校3年生までの52人(小学生14人、中学生23人、高校生15人)に、佐藤昭洋教育長から一人ひとりに委嘱状が交付されました。
委嘱状交付のあと、佐藤教育長は「ジュニアボランティアガイドも新規7人を含む高校生が15人に増え、世界文化遺産登録に向けて心強く感じる。イコモス勧告から縄文館の来館者数も県内の方を中心に増加しています。今回の事前研修で、現地を見てどう感じたかが大事なポイントです。ここに来た方がよかったと感じていただけるようにガイド活動を充実していきましょう」などとあいさつを述べました。
続いて、中嶋俊彦縄文館館長が「ジュニアボランティアガイドの体験は、学校以外に学ぶことも多く、この遺跡のすばらしい価値を伝えてほしい。また、活動を通してふるさとの貴重な世界文化遺産を世に伝えてほしい」などと激励のあいさつを述べました。
総会後、ジュニアボランティアガイドは、プロモーションビデオの鑑賞や、担当職員から活動内容とスケジュールなどの説明を受け、現地で先輩ガイドによる模範ガイドを含めた事前研修を行いました。
事前研修は、7月24日から26日までの3日間行われ、8月には夏期活動も行われる予定となっています。
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佐藤教育長から委嘱状交付 -
あいさつを述べる佐藤教育長 -
激励のあいさつを述べる中嶋館長