2021年07月13日
コンテンツ番号13109
環境基本計画の効果的かつ実効性のある見直しに向けて
(2021年7月13日)
北秋田市環境審議会委員の委嘱状交付式と第1回北秋田市環境審議会が、7月13日(火曜日)に市役所本庁舎で行われました。
北秋田市環境審議会は、市が環境の保全および創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、北秋田市環境基本計画を策定することに関して、その基本的事項についての調査と審議などをすることで平成28年度に設置されたものです。委員は、学識経験者や各種団体の代表、行政機関の代表13人で、任期は令和3年7月13日から令和5年7月12日までの2年間となります。
はじめに、津谷市長が委員に委嘱状を交付したあと「現行の基本計画は、平成28年度から令和8年度までの10年間の計画となりますが、策定から5年後の今年度は、これまでの取組みの検証を行い、現状に即したより効果的で実効性のある見直しについてご検討とご提言をいただきたく思います。近年は環境問題が国内外で大きな注目を集めておりますが、昨年10月に、菅総理大臣が2050年カーボンニュートラル脱炭素社会の実現を目指すことを宣言され、地方自治体においても二酸化炭素排出量の実質ゼロを宣言するゼロカーボンシティの動きも広がってきています。また、ヨーロッパにおいては自動車のEV化をはじめ、日本でも2030年代半ばには、ガソリン車をゼロにして100パーセントの電動車を目指すなど、国際社会が環境の保全や創造の取組みを重要視した社会経済の変換を進めています。地球温暖化をはじめ、多くの環境問題の原因が普段の日常生活における環境負荷の積み重ねであり、一人ひとりが身近な自然を守り限りある資源を大切に思うことを、小さなことであれ実践継続していくことが不可欠です」などとあいさつしました。
続いて、第1回環境審議会が開かれ、審議会の会長、副会長の互選を行い、会長に湊屋啓二さん(米代川の環境を守る会会長)、副会長に佐々木弘さん(特定非営利法人 環境あきた県民フォーラム副理事長)が選任されました。
このあと、湊屋会長の進行により今後の基本計画策定までのスケジュールを確認し、事務局から北秋田市環境基本計画の概要と基本計画の改正に向けてのアンケート(案)などが説明されました。
次回の審議会は、9月下旬に開催予定となります。
区分 | 氏名 | 職・所属等 |
---|---|---|
会長 | 湊屋 啓二 | 米代川の環境を守る会 会長 |
副会長 | 佐々木 弘 | 特定非営利法人 環境あきた県民フォーラム 副理事長 |
委員 | 高橋 誠博 | 秋田たかのす農業協同組合 総務課長 |
委員 | 中嶋 順悦 | 北秋田市自治会連絡協議会 理事 |
委員 | 中村 千代子 | 北秋田市連合婦人会 阿仁婦人会長 |
委員 | 成田 光弘 | 北秋田市土地改良区 理事長 |
委員 | 畠山 清志 | 大館北秋田森林組合 代表理事組合長 |
委員 | 檜森 正太 | 北秋田市観光物産協会 会長 |
委員 | 藤岡 茂憲 | 北秋田市商工会 会長 |
委員 | 三澤 弘充 | 秋田県生活衛生同業組合北秋支部連絡協議会 会長 |
委員 | 山野内 キミ子 | 鷹巣消費者の会 会長 |
委員 | 金田 浩樹 | 北秋田市教育委員会 総務課長 |
委員 | 小松 正彦 | 北秋田市市民生活部 部長 |