2021年07月09日
コンテンツ番号13096
北秋田市へ新たな人の流れを作り出す
(2021年7月9日)
北秋田市エリアにおけるワーケーションを活用した関係人口の拡大に向けた取組みについて、7月9日(金曜日)に市役所で記者会見が行われました。
今回の取組みは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴った観光客の減少や、一方でリモートワーク等の「新しい生活様式」の浸透により、新たな旅のスタイルであるワーケーションが注目されていることから、それを活用し、滞在型観光の更なる拡充と関係人口の拡大を通した地域の活性化を目的として、北秋田市、秋田内陸縦貫鉄道株式会社(吉田裕幸代表取締役社長)、一般財団法人秋田犬ツーリズム(中田直文会長)、全日本空輸株式会社秋田支店(小谷浩支店長)、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)秋田支店(松浦寛支店長)の官民連携で実施されるものです。
7月8日(木曜日)から9日(金曜日)の日程で「北秋田市ワーケーション体験イベント」が開催され、NTT東日本に勤務する秋田県外出身者14人が参加しました。レストラン列車で県産食材を使用した料理を堪能し、山岳ガイドやマタギによる山歩き、旅館や駅前カフェでのワーク体験などを楽しみました。
市役所で行われた記者会見では、ワーケーション体験の概要や今後の取組みについての説明やリモートワークを進める上での高速通信環境の整備の推進について話されました。
津谷市長は「自然、歴史、伝統、文化、豊かな食など地域の魅力的なコンテンツを活用した、北秋田市ならではのワーケーションができると期待している。コロナ禍が続く中で、市への新しい人の流れを作るワーケーションを推進し、滞在型観光の新たな取組みとして交流人口、関係人口の拡大ならびに地域の活性化を図りたい」などと述べました。