2021年07月02日
コンテンツ番号13070
秋田内陸線「田んぼアート」、学生生活支援事業など説明
(2021年7月2日)
津谷市長の定例記者会見が、7月2日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。
会見の概要は下記のとおりです。
1.コニカミノルタ株式会社との連携協定締結について
このたび、北秋田市とコニカミノルタ株式会社様との間で、行財政改革に向けた取り組みの実施に関して「全庁業務量調査支援に関する連携協定書」を締結しましたのでお知らせします。
連携協定の内容としましては、現在市役所で行っている様々な業務について、それぞれ、何人体制でどのくらいの時間をかけて、どういった流れで取り組んでいるか、業務の「見える化」を図るための調査を行い、それにより得られた課題の検討や業務効率化に向けた方策の提案などをいただく内容となっています。
コニカミノルタ株式会社様は、これまで全国51の自治体に対して、同様の支援を行なわれたと伺っていますので、蓄積された経験やノウハウを当市の取り組みに活かしていただけるものと大変心強く感じています。
近い将来における少子高齢化や人口減少などに伴う自治体運営の変化を見据え、市民の皆様が満足のいく良質な行政サービスを提供できるよう、アウトソーシングやデジタル化を推進する仕組みづくり、さらには近隣自治体との連携に関する検討など、行政事務の効率化に向けて、様々な改革にスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えています。
2.秋田内陸線「田んぼアート」のお知らせについて
秋田内陸線の名物に成長しました「田んぼアート」についてお知らせします。
5月下旬から6月上旬にかけて、沿線住民の皆様にご協力いただいて田植えを実施しました5カ所の「田んぼアート」が、いよいよ見頃を迎えています。
今年の絵柄はパネルにありますように、北秋田市は「小ケ田地区のハローキティといせどうくん」「平里地区の花の森吉山」「小渕地区の阿仁マタギと狩猟犬」の3カ所、仙北市は「上桧木内の笑EMIと紙風船上げ」「小松・東前(ひがしまえ)郷(ごう)地区の雪んこ」となっています。
また、既に皆様から報道いただいていますとおり、現在、秋田県、仙北市、北秋田市の3者の協調事業として「貸切列車半額」、沿線が乗り放題の「ワンデーパス・ツーデーパス」や「回数券」の25%割引を実施しています。「田んぼアート」は内陸線の車両からの景色が一番「映える」ように作られていますので、この機会にぜひ、お得な内陸線に乗っていただき、内陸線の旅をお楽しみくださいますようお知らせします。
さらに内陸線では「夏のギフトキャンペーン」を実施中です。秋田内陸線ホームページのオンラインショップにて、沿線のグルメ商品やオリジナルグッズを多数取り揃えておりますので、ぜひお買い求めいただけますようご案内申し上げます。
結びに、内陸線がコロナ禍を乗り越え、たくさんのお客様を乗せて元気にこの里山を走れますよう、市民の皆様をはじめ、多くの皆様からいっそうのご支援をいただきますようよろしくお願いします。
3.学生生活支援事業のお知らせについて
北秋田市では、親元を離れ勉学に励む大学生等を応援するため、学生生活支援事業として、2万円分の商品券交付と3万円の現金給付を行っています。
事業の対象となります大学生等は500人と見込んでいますが、6月末現在の申請状況は300人強となっていますので、手続きされていない保護者の皆様におかれましては、お早めの申請をお願いします。
この場をお借りしまして、頑張っている皆さんへ北秋田市からメッセージをお届けいたします。
北秋田市からのメッセージ
コロナ禍により、思い描いた生活が送れずに、不安や寂しさを感じる時もあると思います。
北秋田市は、いつでも安心して帰ってこられる故郷であり続けます。
コロナ禍が収束した際は、ご家族やご友人との再会、故郷の空気と味を楽しみに、北秋田市に帰ってきてください。
日本各地でワクチン接種がはじまり、収束への一歩を踏み出しました。
通常の生活に戻るまで、もう少しの辛抱です。
コロナ禍に負けず力強く前へ進んでいきましょう。
北秋田市は、頑張る皆さんを応援しています。
続きまして「比内地鶏応援ありがとう事業」についてのご案内となります。
ご好評をいただいています比内地鶏の特別販売ですが、販売期間がお盆を控える7月末となっており、数量にも限りがございますので、お買い求めの際はお早めにお願いします。
取扱い店舗につきましては、お手元のチラシに掲載の5店舗となっています。
(取扱店:JA秋田たかのす産直おおだいこ、ファミリーマートAコープあいかわ、Aコープ東日本Aコープもりよし、肉のまつお、福原精肉店)
市民の皆様には、ぜひこの機会に、お手頃な価格で地元の高級ブランドである比内地鶏を、ご堪能いただきたいと思っております。
4.中嶋オリックスを応援しよう!
北秋田市出身の中嶋聡監督が指揮を執るオリックスバファローズが、先に行われましたセ・パ交流戦を制覇し、現在パリーグの首位に立っています。
中嶋監督は鷹巣農林高校から1987年(昭和62年)ドラフト3位で阪急ブレーブスに入団し、引退する2015年までの29年間、4球団(西武ライオンズ、横浜ベイスターズ、北海道日本ハムファイターズ)でプレーしています。
引退後も日本ハムファイターズの一軍バッテリーコーチやアメリカでの指導者修行など多くのスキルを習得され、2019年にオリックスバファローズの二軍監督に就任、昨シーズン途中から一軍の監督代行を経て、今シーズンから一軍監督として、その優れた手腕を遺憾なく発揮されています。
二軍監督就任の際には、当市に表敬訪問され、いろいろとお話をさせていただきましたが、人並みならぬご労苦があると推察しているところであります。
私は、地元出身の中嶋監督が率いるオリックスバファローズを「熱烈応援中」でして、テレビや新聞での結果に一喜一憂しており、コロナ禍において「中嶋オリックス」の快進撃は地域に元気を与えてくれる明るいニュースであります。
このまま好調を維持し、ペナントレースの優勝と日本一を勝ち取ることができるよう大いに期待しています。
北秋田市は「中嶋オリックス」を熱烈に応援しております。頑張ってください。