2021年06月30日
コンテンツ番号13061
児童の安全のために各機関の連携を強化
(2021年6月30日)
令和3年度北秋田市要保護児童対策地域協議会代表者会議が、6月30日(水曜日)に市役所で行われました。
市では、児童虐待等に対処するため、家庭相談室を設置し相談員を配置しながら、関係機関との連携のもと、児童家庭の支援を実施しています。当協議会は、要保護児童、要支援児童、特定妊婦の虐待等の早期発見や解決により、養育に不安を抱える家庭の支援をより一層充実させることを目的に設置されました。
開会にあたり虻川副市長が「新聞、テレビ等では毎日のように児童の痛ましい事故、事件が報道されている。この協議会は保護を必要としている児童にいち早く気づき、その児童や家族に寄り添いながら児童の健やかな成長の要となる組織。委員の皆さまには、これからもご指導とご協力をお願いする」などとあいさつしました。
15人の委員の紹介がされたあと、会長、副会長の選出が行われ、会長には幼保連携型認定こども園しゃろーむの小塚光子園長、副会長には北秋田市健康福祉部の石崎賢一部長が選出されました。
小塚会長は「今回出席した委員の皆さんは、常日頃から世帯全体を見ながらきめ細かいフォローや支援、子どもや保護者のSOSにいち早く気づき、虐待の発見と対応に努められている。子どもたちの命と安全を守るために私たちの責務として、協議していきたい」などとあいさつしました。
このあと、令和2年度の会議実施業況や広報啓発活動、児童虐待相談状況の報告、各関係機関の取組内容等の説明がされ、委員同士での意見交換が行われました。
また、最後には秋田県北児童相談所の深谷裕宣所長による「里親委託と児童虐待の概況について」と題した講話があり、児童虐待等の現状について理解を深めました。