2021年05月20日
コンテンツ番号12902
有事に備え地域と協力
(2021年5月20日)
清鷹小学校(山本英幸校長、児童162人)と地域の自治会(約20人)との合同による防災訓練が、5月20日(木曜日)に同校で行われました。
訓練は、大規模な地震により火災が発生した想定で、屋外までの避難経路などの確認や避難に遅れた方を救助する訓練が行われ、児童たちの避難訓練後は、校舎3階から消防屈折車両による救助が行われました。
児童たちは、サイレンとともに登場した消防車両に緊張と興奮した様子で、北秋田市消防本部(長岐篤市消防長)職員から災害が起きた際の注意事項の説明を真剣に聞いていました。
訓練後の閉会式では、山本校長が「この学校で初めての避難訓練でしたが、新しい学校で校内の動きがはっきりしていないため、地域の方々と早い時期で訓練ができたことは良かったと思います。今回の訓練をとおして、むだ話しをしないことが大事で、これからも地域の方や消防隊の方と協力しながら自分の命をしっかり守っていきたいと思います」などと講評を述べました。
続いて、児童を代表して佐々木大晴さんが「地域や消防の皆さんと一緒の訓練で少し緊張しましたが、避難の仕方を改めて考えることができました。これからも自分の命を自分で守れるように考えながら生活していきたいと思います」などと感想を述べました。
また、藤株、小摩当自治会を代表して藤株自治会長が「地域の皆さんが参加して一つの事業を行いました。今から38年前に大きな地震があり、地割れにより田んぼの水がなくなり、噴水のように水が噴き出た現象を体験しました。今日の訓練に合った言葉で、備えあれば憂いなし、という言葉があります。普段の勉強でも同じく、不安を持たないように準備をしておくという意味合いでもあります。今日の訓練を頭に入れながら、地震に対しての備え、憂いを心の中に留めて、今後も勉強してほしいと思います」などとあいさつを述べました。
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講評を述べる山本校長 -
訓練の感想を述べる佐々木大晴さん -
あいさつを述べる藤株自治会長