2021年04月04日
コンテンツ番号12741
2地区で合同放水訓練と各分団の連携を確認
(2021年4月4日)
秋田県の「春の火災予防運動」に合わせて、北秋田市では、北秋田市消防団(杉渕一弘団長)と消防本部職員らによる一斉放水訓練が4月4日(日曜日)、鷹巣地区(鷹巣、合川)、森吉地区(森吉、阿仁)の2カ所で2地区合同により行われました。
この訓練は、春季の火災多発期を迎えて、消防ポンプ等の機械器具類の点検や知識と技術の向上を図る目的に実施されているもので、全国的に展開されている火災予防運動に合わせて行われていますが、昨年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため中止としており、2年ぶりの訓練となりました。
訓練場所は、鷹巣地区が鷹巣中央公園、森吉地区が阿仁前田の阿仁川右岸河川敷で行われ、この日はあいにくの雨模様となりましたが、団員は消防機器の的確な操作ときびきびとした動作のもと、訓練開始の合図に合わせて池や河川に向かってそれぞれ一斉に放水し、放水終了後は、各分団から統監へ訓練の報告が行われました。
訓練終了後の閉会式では、統監の津谷市長(鷹巣地区)、虻川副市長(森吉地区)から「今年は市内で住宅火災が発生し、残念ながらお亡くなりになられた方や、今月は原野火災が相次いでいる。このように、指揮官からの命令系統のもと、団員の訓練の様子に心強く感じている。住宅火災を防ぐためには、市民一人ひとりの防火意識を持つことが肝要で、団員は、今後も啓発活動や訓練を通して、市民の安全安心のために一致団結して使命を全うするようご協力願う」などとあいさつがありました。
また、新任の杉渕一弘団長から「今年は2地区での合同訓練の実施となり、今後も同様の訓練と考えている。火災発生の多い時期に、市民の安全安心のため初期消火の訓練が重要で、近年は水害も多発していることから、装備をはじめ訓練を重ねて使命感を持って努力願う」などの団員への訓示がありました。
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各分団から統監へ訓練報告 -
統監あいさつ(津谷市長) -
杉渕一弘消防団長のあいさつ・訓示
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森吉地区の一斉放水訓練(阿仁前田) -
統監あいさつ(虻川副市長)