2021年03月02日
コンテンツ番号12583
美味しい「六代目 合川小雅香」(いぶりがっこ)が完成
(2021年3月2日)
合川小学校6年生の総合的な学習の1つとしてつくられたいぶりがっこである「六代目合川小雅香」を、3月2日(火曜日)に6年生の代表3名が市役所を訪れ、津谷市長に贈呈しました。
この学習は、合川地区の伝統的な保存食であるいぶりがっこについて、歴史や保存方法について調べ、実際に作る学習を通して、保存食のすばらしさを学び、それを地域等に発信することを目的に行われています。今年度で6年目となり、ことし作られたものは「六代目合川小雅香」となります。
いぶりがっこ作りは、8月の種まきから始まり、11月には雨の中大根の収穫をし、地域のいぶりがっこ名人である芳賀さんが燻し、漬ける作業を行ったあと、2月に樽から出し、子どもたちが一人ひとり作った手作りのラベルを貼った袋に袋詰めを行いました。完成したいぶりがっこは、合川小学校の取り組みを紹介するため、地域の11施設6個人にも贈られました。
この日は、合川小学校6年生を代表して髙橋祐輔さん、佐藤彩音さん、松井華里奈さんの3人が市役所を訪れました。児童から「六代目合川小雅香を届けにきました。おいしいのでぜひ召し上がってください」との言葉とともに、手作りのラベルとメッセージが書かれたいぶりがっこが、津谷市長へ手渡されました。
津谷市長は「丹精込めて作られたいぶりがっこを今年ももらうことができてうれしい。今年はコロナの影響で学校の休校や行事の中止など、地域の方々も含めて学校に集まることができなかったが、こうやっていぶりがっこを地元の方々の力を借りて一緒に作り上げたということは、みんなの記憶に残ると思う。これからも、この経験を活かしていろんなことに挑戦してほしい」などと感謝を述べました。
児童の3人はいぶりがっこを作るうえで大変だったことを聞かれると「毎日の大根への水やりや、収穫の時には雨が降っていたので大変だった」などと話しました。