2021年02月12日
コンテンツ番号12490
連携体制強化によりさらなる生産性の向上を図る
(2021年2月12日)
農商工等連携事業計画認定式が2月12日(金)、北秋田地域振興局で行われ、認定事業者に対し認定証が交付されました。
「農商工等連携事業計画」は、中小企業の経営の向上及び農林漁業経営の改善を図るため、中小企業者と農林漁業者が有機的に連携し、それぞれの経営資源を有効に活用し、新商品の開発、生産若しくは需要の開拓等を行うもので、今回の認定により、東北地方では合計79件目、秋田県内では12件目の認定となります。
今回、認定を受けた事業テーマは、「高質な『あきたしらかみにんにくⓇ』を使用して取り組む、個客の要望に合わせた業務用加工品及び先駆性のある家庭用加工品の製造及び販売」で、「株式会社元氣屋(虻川敬 代表取締役会長)」、「株式会社しらかみファーマーズ(小林郷司 代表取締役)」、「農事組合法人ぬかさわ(出川信久 代表理事)」、「えつりファーム株式会社(兜森和雄 代表取締役)」、「農事組合法人樹海ドーム北ファーム(近藤新吉 代表理事)」の5事業者が認定を受けました。
認定事業者を代表して虻川代表取締役会長が「にんにくの出荷では、割れてしまったりキズが付いたりなど、必ず一定量の規格外品が出る。今まで規格外品は価値があっても廃棄処分や投げ売り状態であったが、加工することで価値を落とすことなく収益化が図られ、農業法人様も安心してより良いにんにくの生産に力を入れていくことにつながる。その加工に携わらせていただき、農業法人様と一緒に秋田県で収穫されるあきたしらかみにんにくが多くの人に愛されるように頑張ってまいりたい」などと抱負を述べました。
これを受けて東北経済産業局地域ブランド連携推進課の遠藤敬治課長は「地域農業の発展、地域経済の活性化にも大きく寄与するものと期待される。これから本格的に事業を進めるにあたり、様々な課題の検討や、改善点をクリアしながら、事業の成功を目指して力強い一歩を踏み出していただきたい」などと話しました。