2020年12月23日
コンテンツ番号12256
需要に応じた計画的な米生産の徹底のために
(2020年12月23日)
北秋田市農業再生協議会(会長:津谷市長)の第3回臨時総会が、12月23日(水曜日)に市役所本庁舎で行われ、令和3年産米の北秋田市の生産の目安などについて協議しました。
臨時総会の開会にあたり、津谷会長が「米の需給状況は一段と厳しさを増している。米の需要量は年々減少を続け、在庫量も増加している中、令和3年度産の米生産は、今後の米価の動向を見極めながら、非常に重要な局面にあると認識している。米価の安定及び米の安定供給、ひいては農業経営の安定のためには、需要に応じた計画的な米生産の徹底が肝心であり、不可欠な要件である。当協議会としても本日ご出席の皆様方や関係機関とさらなる連携を深めながら、農業者の皆様方が安心して米生産に打ち込める環境を整え、基幹産業である農業が力強く歩んでいけるような取り組みを推進していきたい」などとあいさつしました。
このあと、事務局から令和3年産米の秋田県の「生産の目安」について報告があり、算定方法についての説明と令和3年産米の県の生産の目安は390,000トン、面積換算値67,826ヘクタールと決定され、令和2年産米の目安と比較して15,000トン(3.7%)、2,854ヘクタール(4.0%)減少したとの報告がありました。
報告のあと、令和3年産米の北秋田市の生産の目安、令和3年産米の生産の目安配分について協議を行い、北秋田市の生産の目安については、県の水稲作付率に市水田台帳面積・市単収(7中5平均)を乗じて算出し、令和3年産米の生産の目安を15,662トン、面積換算値2,922ヘクタールとすることが承認されました。
また、生産の目安配分については旧町別基準単収を鷹巣535キロ、合川551キロ、森吉529キロ、阿仁493キロとし、方針作成者ごとの生産の目安については、JA秋田たかのすが15,540トン(前年度比590トン減)、成田道胤さんが89トン(前年度比27トン減)、㈱大里恒三商店が33トン(前年度比2トン減)とすることが承認されました。