2020年11月28日
コンテンツ番号12126
北秋田市の魅力や課題について活発な意見交換
(2020年11月28日)
市のまちづくりや行政課題などについて市民と語り合う「市長と語ろう!タウンミーティング」が、11月28日(土曜日)に市民ふれあいプラザで行われ、北秋田市在住の高校生らが、ファシリテーター(司会)に武田昌大氏を迎え、グループトークやディスカッションを通して市長と意見を交わしました。
市長と語ろう!タウンミーティングで高校生とのグループトークは、2018年から行っており、今回で3回目。
武田昌大氏 略歴:地域活性化の伝道師としても活躍中の武田昌大氏。同氏は、北秋田市(鷹巣)の出身、大学卒業後、東京のゲーム会社に就職し、2010年、秋田のお米をネット販売するサービス「トラ男」をスタート。
高校生との話し合いでは、武田氏の高校生時代を振り返りながら、高校生に対し質問をすると高校生全員からたくさんの意見が出されました。
主なものを紹介すると、次のような意見がありました。
- 挨拶が良くて気持ちがいい北秋田市
- 水がきれいで空気がきれいなところをPRするといいのでは
- 第1次産業がしっかりしていて、食べ物がおいしい
- 人口減少が課題
- 移動が問題、病院とか買い物とかが大変
- ツールドフランスを七日市で!
- 商店街のシャッターを何とかしたい
高校生の意見を聞いた市長からは、「普段から市としても何とか解決していきたいと感じていることを言ってもらった。移住者も増えたが、お話を聞くと、地域のお店が少ないなどの足りないところもあるが、地域の人たちが助けてくれるので、そんなに不便を感じていないといわれる。市の未来に向けて皆さんにも一緒に考えていただいて、市ではそれを支援していきたい。高校生の皆さんがひとつひとつ問題点について深く考えていて、すばらしい」など感想を述べていました。
また、2つ目のテーマとして、移住者・地域おこし協力隊に聞いてみたいことの中で、地域おこし協力隊の斎藤美奈子隊員からは、「まずは秋田や日本から一回出て見て、都会のいろいなお店やデパートが自分の人生を充実させるために本当に必要かどうかが知ることができるし、秋田のすばらしさに気づくと思う」などの意見も出されました。
高校生からは、地域起こし協力隊の活動について質問があり、斎藤隊員からは「SNSなどを通じて、北秋田市の魅力を伝えている、地域の人とのつながりをつくることを第一にしている」など答えていました。
また、移住者の張了了さん(中国・上海市出身)からは、「北秋田市は、自然も美しく、とてもきれい。人も暖かくストレスを感じない」などの意見も出されました。
(※令和2年度 市長と語ろう!タウンミーティング(高校生編)についての概要を後日市ホームページに掲載予定です)