2021年03月31日
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住宅用火災警報器の交換の目安は10年です
住宅用火災警報器は、古くなると電池切れや電子部品の劣化などで火事を感知しなくなることがあるため、電池や本体の交換が必要です。本体の交換の目安は住宅用火災警報器を設置してから10年です。設置した時に記入した「設置年月」、または本体に記載されている「製造年」で確認してください。
定期的に作動確認をしましょう
空気が乾燥し、寒さが一層厳しくなる時期を迎え、暖房器具の使用が増えます。普段からの予防も大切ですが、万が一火災が発生した時のことも考えて備えましょう。皆さんのご家庭では住宅用火災警報器の設置はお済みでしょうか?まだ設置していない方は早く設置し、設置されている方は定期的に作動確認をしましょう。
作動確認は音を聞きましょう
住宅用火災警報器は、ボタンを押す、またはひもを引いて確認します。
正常な場合は火災を知らせるメッセージか火災警報音が鳴ります。
音が鳴らない時は取扱説明書を読み、電池が正しくセットされているかを確認します。それでも鳴らない場合は電池切れか機器本体の故障が考えられます。その場合は購入したお店、もしくは消防署へ相談をしてください。
住宅用火災警報器の設置による奏功事例
平成21年から令和2年まで北秋田市では、住宅用火災警報器の設置による奏功事例が19件あります。その中の例として
- 鍋を火にかけたまま台所を離れたところ、設置している住宅用火災警報器が鳴動した。鍋から煙が出ていたのでガスコンロの火を止めた。隣室の居住者が警報音に気づき、119番通報した。
- 住宅用火災警報器の警報音により、ロウソクの火が仏壇の造花及び仏具に燃え移っているのを発見し、初期消火を行ったもの。
など、住宅用火災警報器の設置により、火災を早期に発見し被害を最小限に抑えることが出来ています。まだ住宅用火災警報器を設置していない方はすみやかに設置し、常日頃から作動確認をして、ご家庭の安全を守りましょう。