2020年11月25日
コンテンツ番号12094
市民の方々に民謡を楽しんでもらえるように
(2020年11月25日)
市内民謡同好会である前田三味線クラブ、阿仁民楽会(阿仁民謡を楽しむ会)、民謡同好会秋田県北会の代表が11月25日(水曜日)に市役所を訪れ、自費製作した民謡DVD26枚を寄贈しました。
同3団体は、コロナ禍の中で自粛生活が続き、民謡を楽しむ機会が減っている中で、市民や福祉関係施設を利用している方々に、自分たちの練習している民謡を楽しんでもらい、少しでも元気に過ごしてもらうことができるようにと、9月20日(日曜日)に行われた3団体の「秋の合同練習会」の映像を、阿仁合コミューンの長谷川拓郎さんが撮影、編集を行いDVDを作成しました。DVDには「長者の山」「生保内節」や綴子の大太鼓を歌った「日本一大太鼓」など約30曲が収録されています。
この日は、前田三味線クラブの加賀隆之さん、阿仁民楽会の魚住吉二さん、民謡同好会秋田県北会の木村悦子さんの3人が市役所を訪れました。
津谷市長にDVDを手渡したあと、代表として加賀さんが「今年はコロナの影響で、発表会などで集まることができず、DVDに収録すれば、地域のお年寄りや福祉施設利用者などたくさんの人に楽しんでもらえるのではないかと考え、作成した。練習会の様子を撮影したものなので、着物など正装ではないが、皆さんが頑張って歌や三味線、尺八のすばらしい演奏をしてもらい良いものになったので活用してもらいたい」などと述べました。
これを受け津谷市長は「今年は様々な取り組みが中止や延期となり影響がでている。せっかく練習をしても発表の場がなくなってしまったが、このようにDVDにしてもらったことで、公民館や福祉施設で民謡に触れてもらうことができる。コロナ禍の中でこのような取り組みをしてもらいありがたい。これからも民謡という素晴らしい文化を広めてもらえればと思う」などと感謝を述べました。
寄贈されたDVDは、市内の各公民館と高齢者施設などへ配布される予定です。