2020年11月15日
コンテンツ番号12080
伝統と思い出を胸に、新たなステージへ
(2020年11月15日)
北秋田市立鷹巣南小学校(山本英幸校長・児童数55人)の閉校式が、11月15日(日曜日)に同校の体育館で行われました。
同校は、明治7年に七日市小学校として設立され、小猿部小などへの統合、改称を経て、昭和47年に鷹巣南小として開校し、現校舎へ移転しました。2021年4月には、鷹巣中央小学校と統合し、清鷹小学校となります。
閉校記念式典の開式前には、児童が地域に伝わる伝統芸能である「上舟木駒踊り」、「七日市奴踊り」を披露しました。
式典には教職員をはじめ児童、保護者、元教職員、地元自治会などから約250人が出席しました。
はじめに山本校長が「学校がなくなる寂しさはあるが、子供たちの思いは清鷹小へ引き継がれる。新たなステージで伸び伸びと成長し、大いに活躍することを期待する」と式辞を述べました。
次に津谷市長が「学校の精神が清鷹小の児童たちに受け継がれることを願う」などと述べました。
この後、児童たちが「ありがとう南小 思い出はいつまでも」と題して呼びかけを行いました。児童たちは、これまでの思い出を振り返り、「先輩たちが築き上げてきた伝統と思い出を胸に、誇りを持って新たなステージへ旅立ちます」と誓い、「BELIEVE」を合唱しました。最後に出席者全員で声高らかに校歌を斉唱し146年の歴史に幕を閉じました。
式典終了後、校庭で記念碑の除幕式が行われ、はじめに山城閉校記念事業実行副委員長が「鷹巣南小があった証しとなる記念碑とともに、皆さんの心の中に学校はあり続けることを願っている」とあいさつしました。
除幕は、長岐閉校記念事業実行委員長をはじめ、津谷市長、佐藤教育長、久留嶋市議会議員、山本校長、児童の代表などによって行われ、表面に校歌、裏面には沿革が刻まれた石碑が披露されました。
除幕式終了後、「思い出を語る会」が行われ、卒業生や旧職員、地域住民などが出席し、これまでの歴史を振り返りながら思い出話に花を咲かせました。