2020年11月07日
コンテンツ番号12069
中央ハートを胸に新たな道を進む
(2020年11月7日)
北秋田市鷹巣中央小学校(藤嶋勇人校長)の閉校記念フェスティバルが、11月7日(土曜日)に同校で行われ、地域住民や卒業生、保護者らが参加し、小学校の思い出を振り返りました。
同校は、1875年に脇神学校として創立し、その後も校名や公社の移転などを経て、1969年に鷹巣中央小学校へ改称し、1972年に現在の校舎へ移転となりました。2021年4月には、鷹巣南小学校と統合し、清鷹小学校となります。
同イベントは、新型コロナウイルス感染防止のため2部制とし、第1部には地域の方々や卒業生、旧教職員などが参加し、生徒による祇園太鼓と合唱から開幕しました。
はじめに長岐邦雄閉校記念事業実行委員長から「145年の歴史に惜別することとなり、本校には敬意と感謝の念を抱かずにはいられない。子どもたちには、心機一転、新しい友達と力を合わせて学校に慣れ親しんでほしい」などとあいさつを述べました。
次に、津谷市長から「本校は幾多の変遷を経ながら、鷹巣中央小学校に改称し、その長い歴史の中で、有名スポーツ選手を輩出するなど輝かしい成績を収めてきた。今年は新型コロナウイルスの影響により、様々な行事が縮小、中止を余儀なくされ窮屈に感じることもあったと思うが、そのような困難な状況だからこそ、たくましく成長できると思う。コロナ禍における子どもたちの経験が糧となり逆光を乗り越える大きな力になることを願っている」などとあいさつがありました。
このあと、卒業生代表4人による思い出を語る会が行われ、学校生活での思い出や地域の方々との思いでなどを語り合い、観客からも話を聞くなどして、それぞれの思い出を振り返りました。
藤嶋校長と近藤航PTA会長は2人で、学校の歴史を振り返りながら学校の教育目標である「あかるく」「あつく」「あきらめず」の「中央ハート」について説明し、「中央ハートを胸に新たな道を進んでほしい」とあいさつを述べました。
最後には、全校生徒による呼びかけと合唱が行われ、力強く効果を歌い上げると、会場は大きな拍手に包まれました。
校内には生徒の作品や清鷹小学校の体育着のほか、卒業アルバムも展示され、参加者が昔を懐かしみアルバムを見る姿が見られました。