2020年10月01日
コンテンツ番号11813
農作物の栽培、販売などに意欲を見せる
(2020年10月1日)
北秋田市地域おこし協力隊の委嘱状交付式が、10月1日(木曜日)に行われ、栃木県出身の阿部夏代さんが「北秋田市移住コーディネーター」として着任しました。
阿部さんは、栃木県那須塩原市出身で大学進学を機に神奈川県、大学卒業後に東京都で約20年ほど暮らし、3年前に栃木県へ帰郷されました。コロナ禍で働き方が大きく変わったことで、自分自身ができることで多くの人に喜んでもらえるような働き方ができるのではないかと模索していたところ、北秋田市の移住コーディネーターを知り、自身も移住を経験したことから力になれるのではないかと考え、地域おこし協力隊に応募されました。
阿部さんに委嘱状を手渡したあと、津谷市長は「北秋田市は4つの町が合併してできた市であり、1つの自治体ではあるが、4町の特色が色濃く残っている地域であり、それだけ多くの宝物がある。高齢化、人口減少が進んでおり、地域によっては活力を失いつつある場所もあるが、これまで着任した協力隊の皆さんにいろんな活動をしてもらい移住してくる人たちも徐々に増えている。阿部さんも自分の可能性をめざしてがんばってもらいたい」などと激励しました。
阿部さんは「私自身も神奈川、東京、栃木、秋田と移住をしてきたので、移住コーディネーターとして力になれるのではないかと思っている。農業にも興味があり、自分で作物を育ててゆくゆくは販売まで行いたい。夢のひとつとして移動販売車でいろんな地域をまわり野菜や日用品を地域の人たちに届けたいと考えている。まだわからないことだらけだが、移住・定住に関わって北秋田市を盛り上げていきたい」などと話しました。