2020年09月01日
コンテンツ番号11615
貝田さんが「北秋田市移住コーディネーター」として着任
(2020年9月1日)
地域おこし協力隊の委嘱状交付式が、9月1日(火曜日)に市役所で行われ、福島県出身の貝田真紀(かいたまき)さんが「北秋田市移住コーディネーター」として着任しました。
貝田さんは、福島県いわき市出身の38歳。筑波大学在学中及び卒業後に、4年半ロシアに留学されていました。(1年はサンクトペテルブルク、3年半はモスクワ)東海大学や、国際教養大学などで非常勤講師として勤務(専門は政治学、比較政治、ロシア現代政治)し、外務省では専門分析員としても勤務されていました。養老孟子さんとC.Wニコルさんを足して2で割ってロシア風にしたような、森と動物と虫を愛する人を目指しています。以前よりマタギ文化に興味があり、また貝田さんの祖母が北秋田市出身ということもあり、地域おこし協力隊に応募されました。
この日の交付式では、津谷市長が貝田さんに委嘱状を手渡し、「貝田さんが関心を持たれているマタギ文化の阿仁地域は、市内で人口減少・高齢化が一番進んでいる地域ではあるが、移住をする人にとってはいろいろなツールがあると思うので、市全体を俯瞰していただきながら、いいところを見つけていただきたい」などと激励しました。
これを受けて貝田さんは「マタギの活動に注目しており、マタギ文化の情報発信を頑張っていきたい。狩猟活動にも興味があるので、狩猟免許を取得し、狩りに参加したいと思っている。また、森の自然を活用した街づくりとして、森を散策することを通じて、子どもたちの教育をしていくような活動を展開していきたい」などと抱負を述べました。