2020年08月29日
コンテンツ番号11603
元五輪選手の渋井陽子さん、土佐礼子さんらが実技指導
(2020年8月29日)
三井住友海上女子陸上競技部による陸上教室が8月29日(土曜日)に、鷹巣陸上競技場で行われ、参加者約60人がトップランナーによる実技指導を通して競技力の向上を図りました。
今回行われた陸上教室はランニングに関する実技指導などを通して、参加者の競技力向上並びに、指導者の指導方法の改善に資することを目的に北秋田市教育委員会が主催したもので、昨年に続いて2回目の開催となりました。
同陸上競技部は、ゼネラルマネージャーの高堰崇さんが当市阿仁出身という縁から、8月25日から当市で合宿を行っています。
参加者は、ウォーミングアップのジョギングやストレッチの後、小学生グループと、高校生グループに分かれ、講師を務めた元五輪選手の渋井陽子コーチや、土佐礼子アドバイザー、同陸上競技部の選手やスタッフから、身体の動かし方や、速く走るためのコツを教わりました。
最後に渋井さんと土佐さんへの質問の時間も設けられ、参加者は「どうしたら早く走れますか」「日頃から身体に気を使っていることは何かありますか」などと、積極的に質問する姿が見られました。
三井住友海上陸上競技部コーチ 渋井陽子さん
2008年北京オリンピック女子10000m日本代表で、現在も30分48秒89の日本記録保持者です。
2001年大阪国際女子マラソンで2時間23分11秒(当時初マラソン世界最高記録)初優勝、同年エドモントン世界陸上女子マラソン4位、2002年アメリカのパロ・アルト競技大会10000mで30分48秒89の日本記録をマーク。2004年のベルリンマラソンで2時間19分41秒(当時の日本記録)をマークしました。また実業団駅伝・国際駅伝日本代表でも活躍し、特に全日本実業団駅伝においては20年間連続出場という偉業も達成しています。
三井住友海上陸上競技部アドバイザー 土佐礼子さん
2004年のアテネオリンピック(5位入賞)、2008年の北京オリンピック(途中棄権)と、2大会連続で女子マラソン日本代表として出場を果たしています。また世界陸上選手権には、2001年のエドモント大会と2007年の大阪大会にもそれぞれ女子マラソンに出走し、世界陸上2大会共にメダル(銀・銅)を獲得しました。