2020年07月30日
コンテンツ番号11492
市民の健康課題の解決に向け取り組む
(2020年7月30日)
北秋田市と大塚製薬株式会社との健康づくりの増進に関する包括的連携協定締結式が、7月30日(木)に市役所本庁舎で行われました。
この度の協定締結は、100キロマラソン大会での熱中症対策として大塚製薬株式会社と同実行委員会とで協定締結していたことから、北秋田市の熱中症対策やその他の分野でも健康の維持・増進等にもつながるよう、健康づくりの増進に関する連携協定を締結する運びとなりました。
締結式では、津谷市長と大塚製薬株式会社の迫上智博仙台支店長が互いの協定書に署名をし、協定を締結しました。
協定締結に当たり、津谷市長は「本市では、メタボリックシンドロームを10年間で10%減らす健康宣言をしており、減塩対策など食習慣の見直しや、がん予防につながる生活習慣の改善を促す健康づくり事業に取り組んでいる。この度の包括的連携協定は、健康長寿の推進や熱中症対策、災害時の備蓄対策など幅広い分野にわたり連携できるものだと理解している。この協定締結を機に健康情報や医学的情報のご提供をいただきながら、一緒に市民の皆さまの健康課題の解決に向けたイベントや講習会等を開催していきたいと考えている」などとあいさつを述べました。
続いて、迫上仙台支店長は「今回の連携締結を機に、今まで以上に共同で健康に関する情報提供をさせていだいて、少しでも北秋田市の皆さまに健康になっていただければと思っている」などとあいさつを述べました。
大塚製薬株式会社
医薬品や健康の維持・増進のための製品の研究開発や、製造販売、医療関連事業で培われたノウハウを活かし科学的根拠に基づく製品の提供を行うなど、トータルヘルスケア企業として人々の健康の維持・増進のため活動している。
また、全国47都道府県、東北では6県と市との協定は15市と、健康づくりに関する連携協定を締結しており、熱中症対策・企業健康経営・高齢者対策・女性の健康・災害に関する支援を主に社会的な課題解決のため活動している。
協定事業の内容
科学的根拠に基づいた熱中症対策に関する事項
熱中症に関する啓発活動、教育現場での熱中症対策、スポーツ活動時での対策、熱中症アドバイザー養成講座、防災行政無線による啓発活動など
健康長寿の推進に関する分野
ロコモ・フレイル対策栄養指導・測定会、独居老人屋内熱中症対策など
健康経営に関する分野
健康経営実施企業の支援
女性の健康づくりの推進に関する分野
女性の健康サポートセミナーの開催、女性の健康メールマガジンの配信など
災害対策に関する分野
備蓄に関すること、指定避難場所にて災害対策自動販売機の展開