2007年08月27日
コンテンツ番号11128
出演団体プロフィール
(2007.8.27)
1.綴子下町大太鼓保存会
下町は戸数115戸、県内初の「道の駅たかのす」に近く、大区画の広大な水田が広がる。この圃場の用水確保のために雨乞いの行事として、鎌倉時代初期の約700年前に始まったのが「大太鼓祭り」とされている。現在下町は、ギネス認定直径3.71メートルの大太鼓を有する。千成瓢箪(せんなりびょうたん)の纒(まとい)を馬印とした「豊臣方」に扮して上町の綴子神社を目指す。
2.婦団連ふるさとこども太鼓
鷹巣婦人団体連絡協議会を母体とするふるさと子ども太鼓。 「太鼓の里たかのす」にちなみ、地域活性化、青少年育成、世代交流を目的として平成2年に結成。 幼児から小学校6年生、保護者たちと太鼓を通じて友情の和を広げ、地域イベントに積極的に参加し北秋田市が「どんどん元気に!」を合言葉に楽しく活動を続けている。
3.阿仁吉田かざはり太鼓
平成2年、地域の活性化を目的に創作太鼓として結成。阿仁北部吉田地区は昔風張村と呼ばれ、地区の北西側には、天文元年(1532)年、今から470年あまり前に築城され、堅牢で自然の利を生かし、阿仁部屈指の名城と言われた「風張城」がそびえていた。60年後の戦に敗れ落城し、現在は城址が残のみとなっている。太鼓による極めて早いリズムと、強く激しい連打に当時の武士の生き様、戦いの激しさを表現する。近年は地元中学生が郷土芸能を学ぶ一貫として毎年練習を行い、発表会や地域のイベントに参加している。
4.ドラムサークル愛好会
25名近いメンバーは、年齢も職種も多種多様、平成17年10月に大太鼓の館「リニューアルオープン」に向けて発足。講師を招き、新しいリズムコミュニケーションとして、今、最も注目されているアフリカのドラム「ジャンベ」を中心に質の高い音楽性を楽しく身につけること、また、リズムを楽しむことによって、ストレス解消の効果を図ることをなどを目的として活動を展開している。
5.綴子上町大太鼓保存会
上町は、796年に坂上田村麻呂が祀ったと伝えられる綴子神社のお膝元、戸数87戸の集落である。葵の紋章をきざした「徳川方」に扮した老若男女の氏子たちが、大名出陣行列・獅子踊・奴舞・ヤツパレ等を神社に奉納し、虫追い、雨乞い、五穀豊穣を祈願する。上町は牛の一枚皮で作られた3.8メートルの大太鼓を有している。
6.鷹巣ばやし普及会
地元鷹巣地区の世界一の大太鼓にちなみ、太鼓により活気を生み出し、町おこしすることを目指して昭和59年に結成されたのがこの普及会。和気あいあい、アットホームな雰囲気ながら、レパートリーも次第に増え、技術的にもさらに磨きをかけている。
7.婦団連たかのすふるさと太鼓
昭和60年、町おこし・地域活性化をはかり、この歴史と伝統にあやかって女性パワーを結集し、太鼓部を創設したのが「たかのすふるさと太鼓」。30名近い叩き手で活動しております。毎年6月に開催されている「ふるさと踊りと餅っこつり」では、鷹巣駅前の中心街を太鼓を叩いて練り歩く。
8.綴子上町・下町合同演奏
綴子大太鼓の演奏奉納行事は、もともと上町と下町の二つの集落が一緒に行っていたが、昭和のはじめに奉納の先陣争いが激しくなったため、以降一年交代になり、太鼓の大きさを競うようになった。昭和の初め頃、すでに直径2mを越えていたが、昭和50年代に入ると3m台で競うようになった。 日頃ライバルの両集落の太鼓が一緒に演奏することはない。太鼓祭りならではの競演である。
終了予定時間 15:30