2020年05月22日
コンテンツ番号11121
子どもたちの読書意欲向上に大きく貢献
(2020年5月22日)
北秋田市の図書館ボランティアたまてばこ(佐藤スゲ子代表)が、子供の読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受賞し、5月22日に市役所を訪れ、津谷市長に受賞報告を行いました。
図書館ボランティアたまてばこは、平成5年12月から活動を開始し、活動年数は約26年になります。鷹巣図書館を会場に赤ちゃんから小学生までを中心に絵本の読み聞かせや紙芝居、エプロンシアター、パネルシアターなどのお話し会を実施しています。また、地域の保育園や小学校、支援学校などでの本の読み聞かせも行っています。
このような活動により、図書館に足を運ぶ子どもが増えており、読書意欲の向上に貢献したことが認められ、文部科学大臣表彰を受賞することとなりました。
この日市役所に訪れたのは、佐藤スゲ子代表と会員である上関正子さん、柳谷純子さんの3人。
受賞報告を受けた津谷市長は「活動を始めてから26年あまり、鷹巣町時代から、子どもたちへの本の読み聞かせや紙芝居などで、読書に接する機会を作ってもらっている。この活動を通じて感受性豊かな子どもたちが育っている。皆さんの活動に市民を代表して心から感謝申し上げる。この受賞を励みにこれからも頑張ってほしい」などと述べました。
佐藤代表は「定例のおはなし会は1回も休むことなくやってきていたが、今回新型コロナウイルスの影響でおはなし会が出来なかったときは残念な気持ちだった。このように活動を続けてこられたのは、やりたいという会員の思いもあるが、図書館の関係者や市でも応援してもらい、県からも援助してもらって、やってこれたと思っている」などと話しました。