2020年05月08日
コンテンツ番号10975
消毒用アルコールは正しく安全に使用しましょう
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えていますが、一般に消毒用アルコールの物性として、次の火災予防上の特徴があります。
- 火気に近づけると引火しやすい
- アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすい
消毒用アルコールの火災予防上の一般的な注意事項
消毒用アルコールを使用する際は、以下の点に注意してください。
- 火気の近くで使用しない。
- 容器を設置、保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所は避けましょう。
また、容器を落下させたり、衝撃を与えることのないように気をつけましょう。 - 室内の消毒や容器詰替えなどにより、可燃性蒸気が滞留するおそれのある場合には、通気性の良い場所や換気が行われている場所で行いましょう。
また、密閉した室内での多量の噴霧は避けましょう。 - 容器に詰替える場合は、漏れ、あふれ又は飛散しないよう注意しましょう。
また、詰替えた容器に「消毒用アルコール」や「火気厳禁」などの注意事項を記載してください。